「限界突破」で突き進む
――「Let it snow ~会いたくて~」のMVも拝見させていただいて、人気モデルのマーシュ彩さんが出演されていて。最初はハッピーなんですけど、後半は浮気の現場を見てしまうという、なかなかつらい展開ですね。
YUUTO あの男性は許せないですね!
――怒っていますね(笑)。
KAZ 今回のMVではすれ違いを描いていて、恋人だけではなく、友達関係にもこういった状況はあると思います。でも、まだ浮気かどうかはあのMVではわからないんですよね…。
――わかっていることは嘘をついたことは確実ということですね。
TAKUYA 嘘は良くないですけど、説明するのが面倒くさい時もあると思います。
JUNPEI 変に勘違いされるくらいなら隠そうみたいな?
TAKUYA そうそう。僕は下心がなければちゃんと話しますけど。でも、あのMVで男性と女性は腕を組んでいたよね?
YUUTO 組んでたね…。
KAZ じゃあアウトです!
一同 (笑)。
KAZ でも、「Let it snow ~会いたくて~」は浮気した男の歌ではないので、そこを理解してもらえれば大丈夫です(笑)。聴く人それぞれのストーリーで良いと思います。
――それぞれの「Let it snow ~会いたくて~」があるわけですね。では、聴いてもらいたいおすすめポイントを教えてください。
KAZ 2番の出だしです。TAKUYAと僕が歌っているセクションなんですけど、<何気ない言葉で傷つき 傷つけた>のところです。恋愛の曲って自分が傷ついたというのを歌っている曲が多いと思いますが、お互いが傷つけあったことをこの部分では歌っていて、<巻き戻せない時間の中 You and I>というのをすごく実感しました。ずっと続くと思っていたことが出来なかった…。それは恋愛でもそうですし、色んなことが当てはまるなと強く感じます。
――でも、傷ついてまたひとつ成長することもありますよね。先程の歌の話ですけど、自分の歌を聴くとイメージとの違いに傷つくと思うんですけど、それを乗り越えなければいけませんよね。
RIOSKE 僕らもライブが終わったあとは傷つくこともあります。昨日もレコーディングをしていてへこんだり…。
――何のレコーディングだったんですか。
RIOSKE ゴスペラーズさんの25周年を記念したトリビュートアルバム『The Gospellers 25th Anniversary tribute「BOYS meet HARMONY」』に参加させて頂くことにり、そのレコーディングでした。
KAZ 僕は全然上手く歌えなくて傷つきました。
RIOSKE そういえばKAZはブースでずっと「ごめんなさい」と言ってたのを思い出しました。
KAZ それぐらい、自分の中で上手くいっていなかったんです。
JUNPEI 上手くなったとしても理想も上がっていくので、ゴールはないと思います。結局レベルとか関係なく皆さん同じなんです。
――確かにそうかも知れませんね。さて、通常盤Bに収録されている「Magic!」は皆さんで作詞されていますが、今回はどのように作っていったのでしょうか。
KAZ 「Magic!」というテーマでみんなそれぞれ歌詞を全部書いてみて、そこから良いワードを選んでいくという感じでした。魔法にかけられたかのようにその人が好きになってしまうストーリーです。好きな人が自分のことを好きになってくれたら良いなという妄想を歌っています。
RIOSKE 今回はカップリングを含めた3曲ともラブソングにしようという話が出ていて。「Magic!」では歌詞のなかに赤いワードのものをたくさん取り入れようとなり、シリアスな感じではなくファニーソングになりました。
KAZ 今回、韻も踏んでいて、<偶然巡り会ったYou & I>と<当然「会いたい」なんて言えない>とか、<赤信号止まれないよ そろそろ暴走モード でもまだ言えないよ (So hot! Hot!) 胸の鼓動>はおしりの全ての母音を「お」にしてみたり、そこもこだわりました。
TAKUYA あと、<Abracadabra!>はみんなで一緒に歌ってもらったり。この曲は片思いの曲で、恋をし始めた人、毎日学校とかで会うたびにキュンキュンしちゃうような人に、届く曲だろうなと思っています。
KAZ 特に学生の方にぴったりな曲かなと思っています。女の子が聴いても響くと思います。
JUNPEI 片思い中の人、全員必聴です! これを聴いて勇気をだして告白して欲しいです。
――そして、5月25日からツアー『COLOR CREATION “PALETTE TOUR Vol.2”』の開催も決定しましたが、どんなツアーにしたいですか。
KAZ ちょうどデビュー1周年から始まるツアーということもあり、新曲も沢山やりたいなと考えています。キャパも大きくなり、デビュー1周年の集大成として新しいものを見せられると思います。5都市で開催というのは挑戦でもあるので、ソールドアウト出来るように頑張っていきたいなと思っています。
――では、最後は2019年の抱負を四文字熟語でお願いします。
YUUTO 「限界突破」で突き進んでいきたいと思いますので、宜しくお願いします!
(おわり)