Dream Ami「Good Goodbye」
1月30日配信されるのはDream Ami「Good Goodbye」。劇場版『えいがのおそ松さん』の主題歌でもある同曲は、前作「Wonderland」に引き続き、Dream Amiが作詞を担当。映画の世界観に寄り添いながらも彼女ならではの感性も表現された楽曲だ。サウンドもカントリーミュージックを取り入れ、新たな魅力が引き出されている。
――今回は映画の主題歌ですが、自分なりに設けたテーマはありましたか?
Dream Ami 映画の主題歌なので、映画サイドからのご要望と自分のやりたいことのバランスをとって曲を選びましたし、歌詞も映画を観てインスピレーションをもらってストーリーに寄り添って書きました。
――タイアップの曲は、映画やドラマの放送が終わった後も引き継いで歌い続けていきますよね。バランスというお話がありましたが、そういう兼ね合いというのは難しいと思いますが、工夫されている点はありますか?
Dream Ami その後も歌い続けていくというのはもちろんなんですけど、逆を言えばそのお話がなければ、作れなかった楽曲かもしれないですし、そういうお話があったからリリースできる機会を得たかもしれない。後のことよりも、その作品をもっと盛り上げることだけを考えていきたいなとは思っています。自分がお客さんだったら最後のエンドロールでどんな歌詞だったら気持ちを消化させてくれるかなとも思うので、そういうことを考えて書きます。
――歌詞で気になる点があったのですが、<タイムマシーンができたら会いにいくからね>はどういう思いが込められていますか?
Dream Ami 過去には絶対戻れないので、時間が経って大人になってから過去のその場所に戻っても誰も居ないし、変わっていると思うんです。今この瞬間に戻るには、タイムマシーンしか方法がないと思ったのでこの表現を使ってみました。
――ここの歌詞に良い違和感があったんですよ。
たしかに言われた通り、違和感がありますよね。でもあえてそういう違和感を残すことをよくします。「変なの」と思われても、それがフックになったらいいなと思うので。普通は使わない言葉をサビに入れたりします。スタッフさんも「このままでいいと思うよ」と言ってくれたので。作詞に関してはけっこう周りの人達の意見を聞きます。自分の作品って客観的に見られない部分があるので。
――サウンドはカントリーミュージックですね。そういう話はもともと?
Dream Ami なかったですけど、何曲か作曲家さんから頂いたデモの中で自分が気になったものをピックアップしていくんです。自分がもともとカントリー好きだから気になったというのはあると思います。今回は最初からギターは入っていましたが、いつかライブでギターを弾きながら歌えたらいいな! という想いから、あえてアレンジにギターを入れることもあります。
――Amiさんはアコースティックギターが似合いますよね。ギターは今も練習はされている?
Ami ちょっとだけしていますし、ライブでも弾いたことがあるんですけど、全然お飾り程度の簡単なことしかできないです(笑)