Flower「紅のドレス」
1月23日にはFlowerの「紅のドレス」が配信された。Flowerにとっては約1年半ぶりとなる新曲。儚い女性の恋心を、琴や胡弓などを使い巧みに表現。歌や振りからは静かに燃えるような感情もうかがえ、彼女たちの魅力が更に研ぎ澄まされた楽曲になった。
――和の要素が入っているFlowerの楽曲ですが、これは何かテーマがあったのでしょうか?
鷲尾伶菜 今回は約1年半振りの新曲で、5人体制になってからの曲なので、今までFlowerがやってきたものをブレさせずに、久しぶりだからこそこういった楽曲をやっていきたいなというみんなの思いでこの曲になりました。今までのバラードとは違って和の要素を取り入れています。和楽器もけっこう使っていますし。ただ、MVでは和という要素はほとんど入っていないんです。Flowerとしてもまた新しい曲になったかなと思います。今後は、ミステリアスだったりダークだったり、影の部分を表している曲も頑張って表現していきたいなと思います。
――振り付けの方ではいかがでしたか?
佐藤晴美 今回はやっぱり「ザ“Flower”」と言えるようなバラードというか、楽曲になったので、「ザ」みたいなパフォーマンスを考えていました。どこか新しさというか、今までになかったニュアンスを探したいと凄く思っていて。この曲を聴いたときに自分の中でチャレンジしてみたい、思いがすぐに浮かんできたので、それをそのままパフォーマンスの形としてすんなりできたことが本当に楽しくて、悩まずに自分が思っていることをド直球に表現できた感じがあります。今表現したいことと、頂いた楽曲というのが凄く自分達の中でマッチして、それも凄く良かったと思います。
――琴の音などの和楽器が入っていますが、それが入ることによってダンスなどは変わったりしますか?
佐藤晴美 そうですね。今まではけっこう綺麗だったり、流れるような女性らしい感じの動きが多かったんですけど、今回和楽器の音が入ることによって、音に癖がでていたのでやっぱり振りも一癖二癖あった方がより世界観に入り込めると思ったので、ちょっと癖のある感じにしたいなと思って振り付けしました。