青山テルマ、“挑戦”だった「シュガー・ラッシュ:オンライン」日本版エンドソング
INTERVIEW

青山テルマ、“挑戦”だった「シュガー・ラッシュ:オンライン」日本版エンドソング


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年12月20日

読了時間:約9分

色んなものに出会えるタイミングを作ることが大事

――この「In This Place~2人のキズナ」を歌ってみていかがでしたか。

 ディスコ・ファンク調というのは私の中であまりなかったので、ちょっと苦戦した部分もありました。今回はオンラインとタイトルにも入っているので、Auto-Tuneを使用して歌わせていただいたので、意外と難しかったです。

――歌うに当たってこだわった部分はどこでしょうか。

 皆さんが楽しんでもらえるようにというところと、歌詞がしっかりと伝わるようにというのを心掛けました。ディズニーの曲ということもあって「大丈夫かな」というのがありました。自分の作品では大丈夫だと思えるところも不安を感じてしまったり。

――ジュリア・マイケルズさんが歌っている原曲を聴いたときはどのように感じましたか。

 原曲はミディアムテンポで、今海外で流行っているトラップ系の音楽だなという印象でした。それをどうやって日本語で落とし込もうかというのを、ディズニーの方たちと相談して友情というテーマの歌詞にしました。

――英語と日本では響き方が違うので、難しそうですね。

 そうなんです。英語で聴いてしまうと英語のほうが歌いやすかったりしますけど、でも、そこも日本語でも歌いやすいように書かせていただきました。

――ディズニー作品も経験されて、またひとつステップを上がった感覚もありますが、テルマさんにとって歌や音楽の存在はどのように変化してきていますか。

 できるだけ長く楽しめたら良いなというのは常に思っています。つまらなくなってきてしまったら辞め時かなと思います。日頃からできるだけワクワクするタイミングを増やしたいなと思いますし、歌を歌ってみんなが「元気が出た」と言ってくれることに対して私もすごく元気がでます。やっぱり歌があるとハッピーだなと思える存在です。

――テルマさんの中では歌がない生活というのも想像できないですよね。

 そうですね。どんな時代になっても歌が消えることはないと思うので、歌や音楽は生活の一部です。

――そのなかで、今年の音楽活動はどうでしたか。

 今年はアルバム(HIGHSCHOOL GAL、7月25日発売)もリリースさせて頂けましたし、12月にこの『シュガー・ラッシュ:オンライン』、そして、この「In This Place~2人のキズナ」が来年1月16日にシングルとしてリリースさせて頂けるので、来年は音楽をできるだけ止めないで、アルバムに向けて制作していきたいなと思っています。

――ディズニーの作品の曲を次回もやりたいなとか?

 それはもうやりたいですけど、やりたい人はいっぱいいると思うし、それもめぐり合わせだと思うので、今作が次の人にバトンタッチ出来るような作品になったらと思います。

――今作では夢や友情とテーマがありますが、まだ夢がないという方たちにメッセージをいただけたらなと思うのですが。

 絶対に夢がなければいけないということではないと思っています。夢が何も見つからないときこそ、逆になんでも手に入ると思っています。私は外に出ていくことがすごく大事なんじゃないかなとすごく思っていて、現在はスマホなどインターネットで済ませられる世の中だとは思うんですけど、外に出て人と触れ合いながらも、自分がやりたいことを、体を張って挑戦するのも大事だと思いますし、その中で自分が夢中になれること、努力することが楽しいと思える瞬間に気づけたら良いなと思います。

 そこに熱量や時間を使えたら何かに繋がっていくのかなと思います。とにかく楽しいなと思える瞬間が大事で、楽しいことじゃなければなかなか続かないと思います。だから、あまり周りと比べないで、自分が楽しいなと思える瞬間、色んなものに出会えるタイミングを作ることが大事だなと感じています。

――テルマさんも『シュガー・ラッシュ:オンライン』で、一つ夢が叶ったと思いますが、次の夢は今あったりしますか。

 今はないですね。あるとしたら結婚かな。とりあえず彼氏が欲しいですね(笑)。

青山テルマ

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(おわり)

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