りゅうちぇるが13日、東京・原宿の美容専門学校で、アーティスト名義「RYUCHELL」としては初となる主催ファンイベントを開催。ファンを前に新曲「Link」を初めて生パフォーマンスした。

 この日は「Link」など2曲を披露。キレキレのダンスと歌声で魅了した。ファンの前で初めて披露したライブパフォーマンスともあって、りゅうちぇるは「泣きそう、緊張した」と感慨深い表情を見せた。

 同曲は、ぺことの間に第一子となる男児「リンク」くんが誕生したことをきっかけに、ヒャダインが作曲したもの。デビューソング「Hands up!! If you're Awesome」の世界観や90年代のサウンドを一部踏襲させながらも、リンクくん、ペコへの愛や想いを歌詞に込めたメッセージソングとなっている。

 この曲が生まれた背景として、りゅうちぇるは「もともと全く違う曲を考えていたの。そんな時にヒャダインさんから提案を頂いて。子供を歌うのは素敵なことだけどどうなんだろう、生まれた瞬間に歌になるってどうなんだろう、と怖かったけど、ヒャダインさんが良い曲を作ってくれ。僕達だけでなく、いろんな立場からも聴いて頂ける曲になったと思っています」と語った。

ライブパフォーマンスするRYUCHELL

 この日の司会は、りゅうちぇるとぺこの大親友というお笑いタレントの丸山礼が務めたこともあって、現在のリンクくんの様子なども明かされた。丸山は「(りゅうちぇるとぺこ)は金髪なのに黒髪で、1カ月経って髪はぼうぼう。小指を立てていることも一緒」とりゅうちぇるの面影を感じさせると紹介。一方のりゅうちぇるは「眉毛がぺこに似て薄くて良かった。僕は小さい頃、まぶたよりも太かったから」と笑み。更に、「(お腹にいる時の)エコーから内股だった。これって僕じゃん! と。自分の子が世界一可愛いと思った」と親の表情をのぞかせた。

 家では、おむつやシーツを替えたり、子育てにも参加しているという。また、リンクくんの名前を巡っては一部からはキラキラネームとして批判的な声も寄せられていた。

 りゅうちぇるは「自分の子供の名前を適当に付ける親はいないし、リンクは『ヘアスプレー』というミュージカル映画の(登場人物)リンクから取っていて、その子は外見ではなくて内観を見て恋をしていくんです。ぺことの思い出の映画だったので、いろんなことを言われても貫いていこう、そうした声で自分たちの考えを曲げるわけにはいかないから」と命名への強い気持ちを明かした。

 トークコーナー後におこなわれたサイン会では、ファンの私物にサインをするという企画も。ファンのなかには妊娠6カ月の女性もいて、母子手帳へのサインを求められると、りゅうちぇるは「ぺこりんは安産だったから、安産になるよ」と笑顔で応じていた。【取材・撮影=木村陽仁】

ライブパフォーマンスするRYUCHELL

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