感無量

 AKB48・峯岸みなみの卒業コンサート『17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE 峯岸みなみ卒業コンサート~桜の咲かない春はない~』が22日、神奈川県横浜市のぴあアリーナMMで開催された。本編2曲目から最後まで卒業生が続々参加。64人の現役メンバーと31人の卒業生に見送られ、最後の1期生・峯岸みなみが花道を歩いた。

 峯岸みなみの人柄、そして最後の1期生としての功労を物語る卒業コンサートだった。前説の影ナレは、峯岸チルドレンの村山彩希と岡田奈々。本編が始まると2曲目「清純フィロソフィー」には峯岸がかつて率いた峯岸チーム4が再集結。卒業した小嶋真子や西野未姫らが参加。新旧メンバーが交わる、のっけから“胸アツ”の演出で会場を沸かせた。

 現役メンバーが加わっての3曲目の「LOVE修行」には実は大島優子が参加していたことが後に明かされる。

再結成された峯岸チーム4

 その後のユニットパートでは、「渚のCHERRY」を歌う千葉恵里のバックダンサーを、峯岸・大家志津香・宮崎美穂の先輩メンバーが務めた。「逆転王子様」では、峯岸・小栗有以・山内瑞葵の3人でアイドル全開のパフォーマンスを披露。また、AKB48として長きにわたり共に歩んできた柏木由紀とは「またあなたのこと考えていた」を、見つめ合いながらしっとりと歌い上げた。

千葉恵里、峯岸みなみ、大家志津香、宮崎美穂

峯岸センターに

 中盤には、同じ1期生で、同じ事務所の小嶋陽菜と高橋みなみが登場。3人で組むノースリーブスで「純愛のクレッシェンド」や、「唇触れず...」「Relax!」を披露、小嶋は「解散しません!」と宣言し、沸かせた。

ノースリーブス再集結

 17曲目「転がる石になれ」では、卒業生の秋元才加・宮澤佐江が加わった。込山チームKメンバーと一緒に、チームKの代表曲「転がる石になれ」を力強くパフォーマンス。さらに次の「Chooseme!」では、楽曲のオリジナルメンバーである峯岸と先日結婚の発表をした河西智美・北原里英・指原莉乃が登場し、横山由依をはじめとする現役メンバーと共に披露した。

秋元才加・宮澤佐江

河西智美・北原里英が登場

河西智美・北原里英・指原莉乃も参加

 この日舞台出演のため会場に来ることができなかった1期生の前田敦子からはビデオメッセージが届いた。「どうしても行きたかった」とし、「みぃちゃんお疲れさまでした。『今日は超楽しかった』そんな1日にしてください」と思いを送った。

前田敦子

 コンサート後半もサプライズが続く。「上からマリコ」では、篠田麻里子が登場。「ポニーテールとシュシュ」では板野友美が出演。板野は「ベビちゃんと一緒に踊りました」と笑顔。さらに「ヘビーローテーション」では大島優子が登場。かつての神7メンバーが立て続けにステージに登場。現役さながらにセンターで披露した。

篠田麻里子

板野友美

 峯岸は最後まで舞台に立ち続けた。肩で息をする峯岸に柏木由紀も思わず「みーちゃん大丈夫?」と心配するも、大丈夫と気を張った。そして、「卒業後は不安になることもあると思うけど、この景色を思い出して進みたい」と力強く語り、最後は「夕陽を見ているか?」を歌い本編を終えた。

大島優子

 アンコールでは一人、ドレスを着た峯岸がステージに立った。涙を流し、思いを語った。

 「13歳の時にAKB48に入って、順風満帆とは言えませんでした。応援してくれる人を悲しませちゃったりとか、傷つけちゃったこともあったと思うし、自分の撒いたタネで意見を浴びたりとかもあったんですけど、今思うとAKB48に入って全く後悔をしていない自分がいます。むしろAKB48に私が必要だったのかわからないですけど、私にとってはAKB48が必要だったんだとこのステージに立って改めて思いました。なんでこんなに楽しくて幸せなことばっかり浮かぶんだろうって思ったら、今日このコンサートの最中に答えは見えてて、どんなに落ちても、いつもたくさんのメンバーに支えられてきました。今こうしてステージに立ってもらったメンバーたちと、楽しいAKB人生を送らせていただきました。たくさんのスタッフさんたちにも甘やかせていただきました。このドレスは、このステージは、あの時(AKB48を)辞めていたら私のものではなかったと思いますし、卒業の覚悟を決めるのをここまで待って本当によかったな、と思います。何より会場にきていただいた皆様、配信で観ていただいている皆様、こんな私をアイドルにしてくださって本当にありがとうございます。私がここまで続けてこれたのは、ファンのみなさまの声援、励ましがあって、1日1日寿命をのばしてきました。ここまでたどり着くのに私は15年かかってしまったんですが、在籍しているメンバーには卒業するときにこんな(今の私のような)気持ちで卒業して欲しいです。AKB48をずっと一番のアイドルグループでいさせてください。これからもAKB48をよろしくお願いします」

峯岸みなみ

 思い入れが強い曲「私は私」、そして卒業曲「また会える日まで」を披露。

 AKB48のデビュー曲「桜の花びらたち」では、2005年12月に共にAKB48劇場をスタートした1期生から順にステージに登場。卒業生31人と現役メンバー64人全員で「桜の花びらたち」。卒業セレモニーもいよいよフィナーレへと向かう。

 折井あゆみは「7人のお客さんから始まった私たちに、こんなにたくさんの人が集まってくれた景色を見せてくれてどうもありがとう!そしてAKB48も15周年おめでとうございます!バトンをつないで走ってくださった全てのメンバー、秋元先生、スタッフの皆さん、そして何より、ファンのみなさんに心より御礼申し上げます!」と言葉をかけ、「峯岸みなみを迎えに来ました」と語った。

卒業生31人が勢ぞろい

 『竹取物語』のかぐや姫になった峯岸。改めて卒業生に向けて「私のために集まってくれて、本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。

 そしてラストは、現役メンバー全員と「10年桜」を披露。客席を見つめ「終わっちゃったー」。続けて「それではみなさん、アイドル峯岸みなみとはここでお別れですが、引き続き、AKB48と峯岸みなみをよろしくお願いします。死ぬほど幸せです!アイドルになれて良かったー!」と大声で挨拶。峯岸ひとりステージに残り「今日の日のことを一生忘れません、みんなも忘れないでください!約束ね!ばいばーい!」と笑顔でステージを後にした。

峯岸みなみ

 終演後の影ナレを務めたのは三代目総監督で峯岸チルドレンの向井地美音。峯岸の言葉を引き合いに「未来に繋げてくれました」と感謝した。

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