歌手の華原朋美が、引退宣言した音楽プロデューサーの小室哲哉について発言。「引退じゃなくてせめて休業でどうかどうかお願いします」などと願っている。

 華原はかつて小室と交際。彼女の歌手としての才能を見出したのが小室であり、歌手人生における大切な存在になっていることでも知られる。

 28日に自身のツイッターを更新した華原は「ただいま。さっきまでスタジオにいたんだけど今日はどんな日よりもI’m proudを歌うのが辛かった日になりました。正直でごめんなさい。もう言いません」と最初の投稿をおこなった。「I’m proud」は華原の3枚目シングルで、小室がプロデュースした楽曲だ。

 さらに、華原は「TETSUYA KOMURO ARCHIVES明日買いに行きます引退じゃなくてせめて休業でどうかどうかお願いします。って余計なお世話ですよね。もう言いません」ともコメントした。

 『TETSUYA KOMURO ARCHIVES』は小室のベスト作品集。歌手の安室奈美恵やH Jungle With tなど数々のヒット曲が収録されており、27日に発売された。華原の楽曲もDISC 2の4曲目に「I'm Proud (Radio Edit)」、9曲目に「LOVE BRACE」が入っている。

 2015年には、約16年ぶりにタッグを組んだ楽曲『はじまりのうたが聴こえる』をリリースした2人。その年は華原にとってデビュー20年目で、自ら歌詞を書いた。あるイベントの中で華原は「色んな経験があったので、それをこういう形で…うん小室さんの曲で書けるというのは自分自身、前を向いて行けているんじゃないかなと思いました」とコメントしていた。

 今回の華原のツイートには、様々な事柄を乗り越えてきた思いが凝縮されているといえそうだ。

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