小室哲哉が7日、都内で行われた『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』大ヒット御礼舞台挨拶に出席した。

 【動画】冴羽リョウの人柄を通じて「献身愛」に気付いた小室。「この歳で気づけて自分としても収穫」と語った

 現代の東京を舞台にそのストーリーは冴羽リョウの過去、そしてパートナーであった槇村秀幸の死の核心に迫っていく。原作で重要な役割をもつ「エンジェルダスト」をタイトルに冠する今作で『シティーハンター』は新たな局面に突入する。

 エンディングテーマ「Get Wild」と、今作のためにオープニングテーマ「Whatever Comes」を書き下ろしたTM NETWORK。更に「DEVOTION」も挿入歌として使用されている。

 小室は「大事なポイントに登場する曲。『DEVOTION』という言葉をずっと探していて、冴羽リョウは簡単に愛とか恋を口に出さない方。香ちゃんに対しても。あまりにもシャイな方」と冴羽リョウの人柄について自身の解釈を述べた。

 そのうえで「ラブストーリーの要素もあるけど、愛情をさらに超えたものを感じると思っていた。それで『献身』という言葉が出てきた。無償の…あなたを守るとか、それにぴったりだなと思って。それを使って作りたいと思った。この歳にきてラブを超えるものが見つかったのは自分として収穫だった」と明かした。

 なおこの日は、こだま兼嗣総監督、長崎行男音響監督、若林豪プロデューサーも登壇した。

小室哲哉

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