タレントで歌手の中川翔子が15日、都内でおこなわれた、『東京コミコン2018』開催決定並びにアンバサダー発表会見に出席。イベントアンバサダー就任の思いとともに、イベントで「コスプレで毎日会場を徘徊する」という思いも語った。この日は、東京コミックコンベション実行委員会名誉会長の山東昭子参議院議員も登壇、さらにサプライズゲストとして俳優のマイケル・ルーカーが登場した。

 登壇からアンバサダー就任の感想として一言「大変光栄です! 本当に幸せです!」と熱のこもったコメントを発した中川。昨年は俳優の竹内涼真がアンバサダーを務めたこのイベントへのオファーに対し、最初は「間違いじゃないのか?」と疑ったことも明かす。一方で、雑誌で好きな映画のイラストを描くという企画を10年以上も続けてきたという経歴を明かしながら「私もそろそろ(年齢的に)熟してきたタイミングで、食べごろかなという感じ。私なりに応援させていただきたいと思います」とアピールする。

 さらに、近年はサブカルチャーの街、秋葉原を歩いていても「溶け込んでしまっているので誰も声をかけてくれない」と嘆きつつも「自然体で皆さんと愉しむことができたらいいなと思っています」と今回のイベントへの抱負を語る。

 初開催となった第1回の2016年は3万人を動員、2回目となった2017年はハリウッド俳優のマッツ・ミケルセンやアメコミ界の重鎮とも呼ばれる原作者スタン・リーなども来日し4万人以上を動員した本イベント。第3回となる今年は、さらに充実した各種展示やハリウッドスターたちとの撮影会&サイン会が企画され、昨年までにはなかったイベントも予定、5万人以上の来場が予想されているが、中川は「せっかく規模が上がってきているので、なるべく10万人を目指していきたいと思います」と大きく意気込む。

中川翔子

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 一方で「私自身も全力で会場を楽しみたい。会場を毎日コスプレして歩きたい」とイベントに期待をかけており「セクシーなコスプレが似合うように改造したい」と自身の思いを語りながら、最近パーソナル・トレーナーのもとで筋肉トレーニングなどをおこなっていることを明かしつつ「30代になったら、生きるのが楽し過ぎていろいろみなぎっているので、今こそはじけたい。これまでは家で絵を描いたり、映画を見たりと引きこもっていたので、この機会にちゃんとクビレを見せられたら。ワンダー・ウーマンの格好とかで」と気合いも十分の様子を見せる。

 また中川は、これまでもファンクラブイベントなどでコスプレ姿を披露していたこともあり、自身のお気に入りとして「セーラー戦士を5人分やったときは興奮しましたね。あと『ジョジョの奇妙な冒険』も」と楽しい思い出を振り返る。そして今回やりたいコスプレとして「(みんなで)『スパイダーマン』とかやってみたい。『スター・ウォーズ』もしたいですね! チューバッカとか。顔が出ないものばっかりですが。あとマーベルの『キャプテン・アメリカ』とか、『マイティ・ソー』も。でもそれでは3日じゃ足らないので、来年から日にちも増やしていただければ」と来年への期待までを含めてコメントと、思いも止まらないようだ。

 『東京コミコン』は世界的にも知名度の高いイベントであり、特に他の国に比べて“食”のアピール(各地名産の食事ブースが豊富)が優れていることを特筆点であるとアピールする山東議員は、そんな中川に「是非とも」とイベントへの参加を願っていたことを語りながら、この日の中川の様子を見て「中川さんのおかげで世界、アジアからも(ファンが)やってきそうですね。新たなアメコミファンも生まれるかもしれない」と大いに期待を寄せていた。【取材・撮影=桂 伸也】

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