TOKIOの松岡昌宏が12日、自身がパーソナリティを務めるラジオの新番組・NACK5『TOKIO WALKER』に出演し、ジャニーズ事務所を契約解除となった山口達也の騒動を改めて謝罪。そして、「自分も勉強させていただきたい」などと意気込み、ファンからエールが寄せられている。

 一連の不祥事でジャニーズ事務所を契約解除となった山口。この日の新番組は『山口達也 TOKIO WALKER』の後番組として放送が始まったもの。

 番組の冒頭、松岡は「すでにご存知かと思いますが、毎週この時間を担当しておりました山口達也が、皆様に多大なご迷惑、そしてご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした」と切り出し、一連の山口による不祥事を謝罪した。

 続けて「本来ならば、本人から謝罪すべきところではございますが、ご存知の方もいらっしゃると思います。ただいま山口本人はその状態にございません」と状況を伝える。

 松岡は「急きょということもあるんですけども、このラジオを楽しんでいただいている皆さん、僕が代わりというのはちょっとおこがましいところがあるんですけども」と神妙な様子で続け、「ラジオを聴いていただいている皆さんにもっともっと、このラジオ、NACK5『TOKIO WALKER』を楽しんでもらいたいということで、とりあえずわたくし松岡が、この番組を担当させていただくことになりました」と新番組が始まった経緯を述べた。

 そして、「色んなご意見もおありになるでしょうし、皆様のお気持ちもあると思います」と受けとめ、「自分も勉強させていただきたいと思います。これから1時間、毎週わたくしが担当させていただきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです」とメッセージを語った。

 番組では自身のエピソードを絡めながらトークを進めた松岡。オンエアした楽曲にも自身のカラーを持ち込んだ。

 松岡は「また新しい世界観を出してる、うちのアーティストの一人、この世界観ちょっとまた新しい気持ちに彼はいってるんじゃないかなって良い意味でリスペクトしてます」と話し、KinKi Kids堂本剛のソロプロジェクトであるENDRECHERIの「HYBRID FUNK」を流した。

 さらに、「僕らとちょっと縁のある島茂子さん、おばちゃんがいるんですけどね」などと話しつつ、自身が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』で主題歌を歌うTOKIOのリーダー・城島茂にそっくりな“新人女性歌手”島茂子の「戯言」を、この日最後の曲としてオンエアした。

 番組のラストで松岡は「なんでもありな状態でスタートした方がふり幅が大きくて面白いかな。何かが生まれて化学反応が生まれれば」と番組を盛り上げていきたい決意を語り、この2週間山口の番組が放送されなかったことで放送時間を1時間繰り上げていた『びーさんぼーいず~Be SUNDAY BOYS~』のパーソナリティー、ケイザブローと斉藤リョーツに感謝と挨拶を述べた。

 この日の松岡の放送を楽しみにしていたファンも多かったようで、ツイッターなどSNS上には「松岡さんおもしろかったなー。頑張って」「松岡くんありがとう。これからも聴きます」「声落ち着いてて安心して聴いてられた」「松岡くんの、人の良さが伝わって来て、良かったな」などと好評の声をはじめ、エールのコメントが続々と寄せられている。

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