TOKIOの山口達也(46)が強制わいせつの容疑で書類送検された件で、事務所の先輩でもある東山紀之が29日、MCを務めるテレビ朝日系『サンデーLIVE!』で自身の見解を示した。

 山口による会見や、リーダー城島茂のVTRが流れたあと、口を結んだまま深く息を吐いた東山は「被害に遭わられた方、そしてご家族の怒りというのは、僕も子供を持つ親として理解できますので、その子たちに与えてしまった心理的な肉体的な辛さみたいなものは本当に分かりますのでお詫びさせて頂きたいと思います」と謝罪。

 改めて「TOKIOは僕にとっても本当の弟以上の存在で、僕自身も(TOKIOの)城島と同じように30年以上の付き合いですから、まさか山口が…という感じで。特に彼は男気の強い非常に良い男だと接していて感じていましたから、今回も嘘であればいいなとも思いましたし、また僕らは夢や希望を与える立場ですがそれを失望に変えてしまったというのは大変大きな罪だと思うので、彼がどうやってその中で立ち直っていくというのを、僕は見ていく責任があると思います」と語った。

 山口は会見では「もし彼らが待っていてくれて私の席がそこにあるならまたTOKIOとしてやっていけたら」と可能であれば戻ってきたいという趣旨の発言をしていた。東山は「戻る戻らないは別として、それはグループの中で話し合ってもらって。僕らは女性だったり弱い立場の人だったり、ましてや未成年を守る立場にいるので、その立場にいる人間が、お酒を飲んで自宅に呼んで、たぶんその子たちにとってたら、お兄さんもしくは父親と同じような存在で凄く信頼していたと思うんです。その信頼していた人にわいせつな行為をされたというのは計り知れないと思う。本人がどんなに反省しても反省しきれないと思いますし、いくらお酒が入っていたとはいえ、その状況を作ったのは彼なので、ましてやお酒で入院していたということですからその辺の考え方の甘さというのが露呈したと思います」と語った。

 自宅に同居していた過去にもある山口。その“酒癖”については「何回かお酒のことで注意したことはあります。飲まれてしまうタイプなのかなと思います。気持ちの弱さというか寂しいというのが強かったのかなと思います。お酒に逃げるというか。離婚もされているし、子供たち会えないことで寂しさというのは分かっていましたけど、こういう形になるのは夢にも思っていなかったので、本人の甘さというのも含めてまわりにいた僕らにも責任はあると思いますし、その寂しさに気付いてあげられなかったのは残念であります」と明かした。

 続けて「46歳で良い大人ですから、そういうことを注意するというところに僕はいかなかったですね。もうちょっと次元の違うところでで話はしかったと思います」と、冷静な口調ながらも怒りとが無念さがにじみ出ていた。

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