東山紀之が12日、NHK BSプレミアムで放送中のジャニーズJr.と若手アイドルなどが出演する音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』の収録に参加。新年度を機に同番組で新コーナー「東山紀之 presents スペシャルステージ」を新設し、東山がレギュラーメンバーのステージをプロデュースすることを発表した。東山は「ジュニアの子たちの財産になるようなコーナーにしていきたい」と同コーナーについて意気込んだ。

 『ザ少年倶楽部』は、2000年4月からはじまった音楽バラエティ番組でジャニーズJr.たちがNHKホールに集い、若さあふれる歌と踊りのパフォーマンスを繰り広げる。番組には、ジャニーズJr.のほかにもSexy ZoneやA.B.C-Z、ジャニーズWESTなどが出演しパフォーマンスやトークを展開。

「東山紀之 presents スペシャルステージ」でプロデュースを務める東山紀之

 この日は4月6日に放送されるステージの収録のリハーサルをメディア向けに公開。ジャニーズJr.とともに、東山が少年隊のデビューシングル「仮面舞踏会」で共演。キレのあるダンスパフォーマンスでステージを本番さながらに彩った。

 1月に東京・帝国劇場で開催された舞台『ジャニーズ Happy New Year アイランド』に出演した東山が、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏に提案されて始まったという今回の新コーナー。東山は「ジャニーさんに『youやっちゃいなよ』と言われて(笑)」と振り返る。そして「ジュニアの子たちの財産になるようなコーナーにしていきたい」と意気込む。

 この日のリハーサルを終えて東山は「徐々にいいものを作っていきたいとは思っています。彼らは出来上がっているんで、アドバイスというよりお互い刺激を受けて」と語る。また、今回の楽曲「仮面舞踏会」については「前にSexy Zoneのみんなにも振付褒めてもらえたんで、まだ若い人にも受け入れられているんだなと思って1発目にさせて頂きました」とその採用理由を明かす。

 東山は、曲とメンバーと振付を選ぶ。プロデュースについて「ファンの子たちも喜んでくれるし、僕も『PLAYZONE』(プレゾン)で後輩にやってもらえる喜びもあったし。語り継がれるようになればいいなと思います」と少年隊デビュー時からジャニーズ後輩へと受け継がれているミュージカル作品『PLAYZONE』のような、息の長いものになるようにと期待を寄せる。

 今後について「今回以外は僕らの曲は選ばないようにしたいと思っています。マッチさんの歌とか、嵐、SMAPだったりとか…そういう感じでチョイスできたら」とジャニーズの新旧、グループ問わず楽曲を選んでいくと語る。

 現在のジャニーズJr.の良さについて、東山は「真面目なところじゃないですかね。僕らの頃はもう少しふざけていたと思います。真摯に向かう姿勢は見ていて心地がいいです」と目を細める。

 また、収録をおこなうNHKホールについて、東山は「僕らもここで育った場所ということもありますから、こういう場所でこういうコーナーができてジュニアにとっても素晴らしいことだと思います」と自身を重ねる。

 NHKホールと言えば、『紅白歌合戦』。いずれはこのコーナーが紅白のコーナーになることもあるのではないかという、記者からの言葉に東山は「それ、話がデカくていいですね(笑)。夢はでっかくね。最高のダンスナンバー作りますよ」と新たなる夢を抱いた様子を見せた。【取材=松尾模糊】

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)