今ある全て詰め込んだ、GIRLFRIEND 軌跡を辿る名刺代わりの1枚
INTERVIEW

今ある全て詰め込んだ、GIRLFRIEND 軌跡を辿る名刺代わりの1枚


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年02月21日

読了時間:約15分

「ミライリスト」はみんな大変

――「ミライリスト」は「キセキラッシュ」に続くアッパーチューンですが、レコーディングはいかがでした?

MIREI

MIREI もうレコーディングはめちゃめちゃ腕が疲れました(笑)。「キセキラッシュ」はテンポが185で「ミライリスト」は178で落ちてはいるんですけど、大変でした。というのも「キセキラッシュ」は体全身を使って叩いていたんですけど、「ミライリスト」は腕を重視したドラミングなんです。フィルがめちゃくちゃ多くて、「こんなにロールしますか」というくらい手数が多いんです。(編注=フィルインと呼ばれる基本パターン以外の演奏技法。日本ではオカズとも呼ばれる)

――確かに聴いた感じ大変そうですよね。

MIREI 叩いているうちに疲れて音が軽くなっていってしまうので、重さを持続させるのが大変でした。「キセキラッシュ」と続けて演奏することが最近多いのですが、この曲がライブの最後の方に来ると大変ですね。

――そこ注目ですね。NAGISAさんはレコーディングいかがでした。

NAGISA 私はイントロのギターリフですね。10回以上納得いくまでレコーディングさせていただきました。すでにライブでも披露させていただいたのですが、ギターの歪みは特にこだわっていまして、みんなが合流するまでの起爆剤になっていると思います。そこはお客さんも「イェーイ」っていう感じで盛り上がってます!

――イントロのリフめちゃくちゃかっこいいですからね。皆さんバラバラで録るんですか。

MINA リズム隊のセットとギターがセットで別々で録ることが最近は多いです。

SAKIKA その隙間を縫って歌をレコーディングする感じです。スケジュールがタイトだったので大変でした。

――MINAさんはレコーディングいかがでした?

MINA この曲は配信ゲームの『テイルズ オブ ザ レイズ ミラージュ プリズン』のタイアップがつきまして、アニメやゲームが好きな私としては本当に嬉しくて。実はゲームのタイアップがついたらやろうと思っていたベースラインがありまして、とにかくスライドをしまくるというものなんです。アニソンとかでよく使われているフレーズだと私は思っていて、今回実践してみました。

――そういう定番みたいなのがあるんですね。

MINA そうなんです。フレーズに凝ってしまったので、自分が歌うパートがあるのですが、予想以上に大変で(笑)。意識の分散がどれくらい出来るかが現在の課題でもあるんです。歌のリズムと微妙に違う時があってそういう時がすごく難しくて。

MIREI あるある! 難しいよね。私もドラム叩きながらコーラスをするんですが、手と足が全部違うので大変なことになります。

――楽器を弾くだけでも難しいのに、みなさん歌うので本当に難しそうです。SAKIKAさんはいかがでした?

SAKIKA この曲はキーがもっと低かったんですけど、声が張りやすいところまでキーを上げました。それもあってすごく歌っていて気持ちいいものになりました。低いとモヤモヤした感じがあったんですけど、今のキーはバッチリで突き抜けた感があります。

MIREI 「ミライリスト」はキー高い!

――ちなみにみなさん主旋律を試しに歌ってみたりします?

MIREI コーラスの方は練習しますけど、主旋律は歌わないかも。

NAGISA 私たまに歌います! ライブ中にも口ずさんでいるんですけど、たまにマイクに近すぎて声が入っちゃったりしています…。でも、おそらく気づかれてないと思うのでセーフです(笑)。

――NAGISAさんが歌っているときは要注目ですね(笑)。SAKIKAさんの楽器の方はどうでしたか。

SAKIKA 楽器はミュートが多くて、結構テンポが速いのでライブで歌いながら弾けるのかなという不安があります。

MIREI レコーディングが大丈夫だったとしても、ライブでやってみて「ヤバい!ムズイ!」となる時が多いよね。

NAGISA でも、そういう方がライブとともに成長できます!

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