増田惠子が、約13年ぶりとなるシングル「最後の恋/富士山だ」(2月21日発売)で、阿久悠さんの未発表詞に、加藤登紀子が作曲したラブソングを歌う。

 増田惠子は1976年にピンク・レディー「ペッパー警部」でデビューし、「UFO」など作詞家の故・阿久悠さん作品が大ヒット。81年に発表した解散前最後のシングル「OH!」が最後の阿久さん作品となった。

 解散後はソロ活動のほか女優として映画・ドラマに出演するなど精力的な活動を続け、2005年12月に15年ぶりのシングル「奇蹟の花」を発表。そして、2月21日にソロ転向後初となる恩師の阿久さん作詞による新曲をリリースする。

 「最後の恋」は、阿久さんの未発表詞に加藤登紀子が作曲したラブソング。レコーディングは印字された歌詞を見ながらマイクの前に立った増田が「阿久先生の直筆のものはありませんか」とオーダーし、原稿用紙にペンを走らせた直筆歌詞を用意しておこなわれた。

 また「富士山だ」は加藤が2014年にリリースした作品で、昨年4月に増田のコンサートを観覧した際に「何で歌って踊らないの!あなたはピンク・レディーのケイちゃんだということを忘れては駄目」と振り付けも印象的な同曲を贈ったという。なお両曲ともに編曲はヒャダインこと前山田健一が担当している。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)