夢を伝える人になりたい、RIRI 圧倒的歌唱力持つJKアーティスト
INTERVIEW

夢を伝える人になりたい、RIRI 圧倒的歌唱力持つJKアーティスト


記者:桂泉晴名

撮影:

掲載:18年01月19日

読了時間:約11分

グッドバイブスでみんなと一緒に作れた

――アルバムのリード曲である「That’s My Baby」は、好きな人にときめく思いを描いたシャイニーなナンバーですね。

 この曲はLAのデーモン・シャープさんというプロデューサーさんと一緒に作った曲なんですけど、恋心でときめくキラキラした曲を作りたい、と決めていたので、制作していくときも、コード感、サウンドのイメージが、自分の頭の中にありました。そのあたりを、いろいろ相談し合いながら作っていきました。シャイニーでPOPなナンバーだし、ハイトーンのところもあるので、「That’s My Baby」をファーストアルバムのリード曲にしたんです。

――海外のクリエイターとは、どのように作業をおこなうのですか?

 海外の人は1回土台を作るコライトという作業をして、それを聴きながら、「これに合わせてメロディを作って」という感じで進めていきます。だから、最初は「ええ! どうしよう…」となるんですけれど、それでもみなさんとても良い方たちなので、グッドバイブスで一緒に作っていくのがすごく楽しいですね。とくに「Crush on You」は、みんなでできあがったときは大盛り上がりしました。

 すごくいいエネルギーが入っている曲です。もちろん、産みの苦しみというか、「ちょっと今日は出てこないな」という日もあるですけれど、スムーズに出てくるときは、「あ、今日は出てくる!」と楽しくなるし。自分がいいなと思う作品が出来て、皆さんも「それいいじゃん!」となると、グッドバイブスがどんどん広がっていって、さらに海外の作家さんからいい案も出てきたりして。本当にすばらしい経験をさせてもらっているな、と思います。

――英語は学校で学ぶことで身につけていかれたのでしょうか?

 留学経験もないので、本当に学校だけですね。ひたすら自分で勉強しました。曲に対する発音は本当にいろいろなアーティストさんの曲を聴いて、それも独学で学びました。

――5曲目に収録されている「Crush on You」の話題が出ましたが、こちらはどんな思いで作られましたか?

 「Crush on You」はこれも恋心を描いている曲です。これも詞を短い日本語で表すところは難しかったですね。

――ちなみにRIRIさんが最近“Crush on You”、胸キュンとか一目ぼれしたものはありますか?

 クリスマスのときディズニーに行ったんですけど、赤くて結構目立つジャケットを着てパレードを見ていたら、ミッキーとミニーが出てきて。手を振ったら気づいてくれたんですよ! それに胸キュンしました 笑。あとはビヨンセのDVDを見ると、すごく「Crush on You!」となりますね。

――そういえば、今回の取材の前にLAに行かれたそうですが。

 「That’s My Baby」のPVを撮りに行きました。今回初めて海外で撮影させてもらったんですよ。PVはパーティーをイメージして、とても盛り上がる良い雰囲気作品が撮れました。エキストラの方と一緒にリズムをとってダンスをしたり、初体験なことがたくさんあって。

 待ち時間にエキストラさんとコミュニケーションもできましたし。海外のプロデューサーさんや作家さんとコミュニケーションを取ることはあったんですけれど、普通に海外の若い女性たちと一緒にコミュニケーションしたのは初めてでした。「『That’s My Baby』すごくいいね」と言ってくれたりして。最後の方のパーティシーンでは、みんなでワイワイ歌ってくれたり。空気感をすごく楽しめて、すごくいい経験でした。

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