夢を伝える人になりたい、RIRI　圧倒的歌唱力持つJKアーティスト

ビジュアルのテーマは「クール＆キューティー」

――デビューアルバムはすでに発表されている作品と、新曲で構成されています。1stアルバムはどういう作品にしたいと思われましたか？

　1stアルバムのタイトル名が自分の名前『RIRI』になっているのですが、アーティスト活動を始めたときから、現在までのRIRIが詰まったアルバムにしたいな、と思って。だから、インディーの時にリリースした曲も入っています。今まで出した曲、全部好きなんですけど、好きな曲というだけじゃなくて、「よりRIRIらしさが出ている曲はどれかな？」とスタッフさんと一緒にセレクトしてアルバムを作っていきました。

――RIRIさんが考える「RIRIらしさ」というのは、どんなものでしょうか？

　音楽には国境がないと感じているので、世界目線の曲を制作していきたいです。ビジュアルでいうと、「クール＆キューティー」をテーマにしているので、曲でもキューティーなポップさもあり、かっこいい曲を皆さんに届けていけたらと思っています。

――今回のアルバムには、Seihoさん（ビートメイカー、DJ、プロデューサー）によるリミックスバージョンの「RUSH」も収録されています。どういうきっかけでリミックスをつくろうと考えられたのですか？

　以前からSeihoさんの曲を聴いて、すごく格好良い人だな、と思っていました。サウンド感やSeihoさんが出す世界観がすごく好きなので、今回の「RUSH」をお願いすることになりました。原曲はキューティーさ、ポップさが強いのですが、それとはガラッと変わった感じのリミックスになっていて。トラックを聴いて、自分でもいろいろイメージが出ました。「新しい曲をもう１回作る」という感じで、ヴォーカルも録り直したり。ガラッと変わった感じも新しい「RUSH」がつまっていて、すごく好きです。

――RIRIさんにとって「RUSH」という曲は特別なんですね。

　「RUSH」は昨年出演させて頂いた夏フェスでも、最初から歌っていった曲でした。だから、すごく思い入れがあるし、フェスの途中から「RUSH」を聴きに来てくださる方もたくさん増えてきました。「RUSH」とタイトルコールをすると、ワーッと歓声が上がって、盛り上がってくださって。いろいろなストーリーがある曲というか、自分を代表している曲かなと思っています。

――日本語の詞はRIRIさんが書かれているそうですが、どんな思いを込めていますか。

　この曲は、キラキラしている感じで、まさにときめく恋心というPOPなサウンド感だったので、そういう心を皆さんに届けられたらな、と思って書きました。でも英詞をメインにしていて、日本語をちょっとしか書かないので、逆に難しくて。皆さんが「あ！」とわかるような歌詞を書きたいので、すごく悩んで書いていますね。