お笑いタレントの渡辺直美が12日、東京・ラフォーレミュージアム原宿でおこなわれた『ENGLISH JUKEBOX 新製品発表会』に出席した。この中で渡辺はアリアナ・グランデの楽曲をパフォーマンスして登場。また、先日仕事の為渡米したと言う渡辺。現在、米国に活動の拠点を移しているお笑い芸人のピース・綾部祐二と再会したことをインスタグラムで報告していた。「相変わらずでした。大分かぶれてましたけど」とその様子について語った。

 この発表会では、エイベックスの米国法人であるAvex International Inc.が、同から発売する英会話レッスン教材『ENGLISH JUKEBOX』を紹介。ブルーノ・マーズやアリアナ・グランデらの洋楽の歌詞を例にとって、その意味の解説や、実際に歌唱するなど、音楽とともに英語を習得していく教材となっている。渡辺は留学経験と英会話スキルを持ち、洋楽にも精通している事から、この教材のブランドアイコンとして起用された。

 発表会が始まると、まずAvex International Inc.の代表取締役であるRichard Blackstone氏、プロジェクト責任者の中川敬介氏、ブランドプロデューサーの加藤友朗氏がそれぞれ挨拶。それに続き、渡辺がアリアナ・グランデの「Break Free」に合わせて登場し、同楽曲のミュージックビデオで見られた衣装で生歌を披露。会場を盛り上げた。

 渡辺はパフォーマンス後「めちゃくちゃ緊張しました」と漏らした。さらに『ENGLISH JUKEBOX』の感想については「楽しく英語が学べます。元々洋楽は好きでしたけど、こんなに歌詞に向き合ったのは初めて」と語った。

 また、ニューヨークに3カ月間留学していた事については「何も喋れないところから、中学生レベルまで上がりました。でも常日頃から英語に触れていないので、忘れてしまった」とコメント。

 その後、渡辺が英語を披露した教材のCM映像も公開された。渡辺は「発音が大事なので、勉強をしながら撮影しました。相手の方(外国人)の英語に支障がない様に頑張りましたね」と撮影時を振り返った。

 また「好きな人と一緒にいたので、自分の好きな良いムードの洋楽をかけようとしたら、その歌詞の内容が世界平和についてだった」と自らの失敗談も交えつつ、「意味がわかり始めると、どんどん楽しくなってくる」と、英語習得の楽しさを語った。

アリアナ・グランデの衣装でパフォーマンスをおこなった渡辺直美

 イベント終了後、渡辺は報道陣向けの囲み取材にも応じた。まずは、登場パフォーマンスについて「本当に緊張しました。『こんなに人沢山いるんだ』と思って。でも練習の成果は出せたと思います」と改めて語る。『ENGLISH JUKEBOX』についても「まだやりはじめたばかりですが、これから覚えていくと思います。車の運転中にも聞いています」とした。

 先日仕事の為にニューヨークに行ったという渡辺。コミュニケーションについては「日本語でかましてきました。ノリで全部伝わるので」としながらも「なので、英語喋れなくてもよいかなと思ったんですけど、自分の感情を会話にできなかった」と少し悔しい表情。

 ニューヨークで、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二と再会したと言い「相変わらずでした。大分かぶれてましたけど。『俺10年住んでます』くらいの登場でした」と冗談交じりに語った。

 さらに「(綾部が)全く英語喋れてないなと思ったので、『ENGLISH JUKEBOX』を送りたいと思います」と重ねた。話した内容は「近況や芸人ゴシップなど」だそうで、「頑張ってニューヨークの街に馴染もうとしていましたよ。形から入るのは大事」とフォロー。

 今年のクリスマスについては「仕事をして、女芸人とパーティする予定です」と明かした。近年「寂しいクリスマスはこれまでない」そう。2017年については「新しいお仕事をさせて頂いたので充実した1年でした」とした。

 渡辺は、今年を漢字一文字で「進」と表した。「前に進んでいるなと思った年だったので。仕事は頂けて嬉しいんですが、30歳なので一生のパートナーがいてくれるとありがたいです。そこは『後退』しまくりです」とユーモアを込めながら語った。また「恋愛となると外国の方は価値観が合わないので、日本人の方と恋愛したいですね」とも話した。【取材・撮影=小池直也】

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