乃木坂46が7日・8日、東京ドームで『真夏の全国ツアー2017 FINAL!』公演を開催。デビュー以来初の単独での東京ドーム公演。2日間で10万人を動員した。8日には、ダブルアンコールを含み全32曲を披露。デビュー以来の悲願だった東京ドームでのライブ。メンバーは全力のパフォーマンスを見せた。=本編記事:乃木坂46伊藤万理華と中元日芽香がラストステージ「ありがとう」

 本編終盤でステージが暗転し、「グループの幹となった曲」とモニターで紹介された。すると、真っ白な衣装に身を包んだメンバーが登場。生田絵梨花がピアノを伴奏し、「君の名は希望」を歌い届けた。

 この日、卒業した中元日芽香はこの曲の歌詞<未来はいつだって 新たなときめきと出会いの場>というフレーズが大好きだと言い、「万理華と乃木坂の未来が素敵なものになると私は信じています。これからも乃木坂のことよろしくお願いします」と最後にメッセージを送った。

 生田は「紆余曲折あったんですが、ここまで続けてこられて良かった。一緒に立てるのが最後のメンバーもいて寂しいけれど、卒業していったメンバーのおかげで今がある。皆さんともっと色んな景色を見たい」と悲しみのなかにも前を見据えていた。

 一方、Wアンコールで生田と中元、そして松村沙友理は3人で並んで最後の花道を歩いた。中元と言葉を交わしながら生田が号泣している様子がモニターでも確認できた。

 『真夏の全国ツアー2017』は7月1日の東京・明治神宮野球場公演を皮切りに全国5カ所13公演で合計18万人を動員してきた。5万人という今ツアー最大規模の動員数に会場周りは警察なども出動する物々しさで、お祭りのような賑やかさを見せていた。【取材=松尾模糊】

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