欅坂46の佐藤詩織(20)、菅井友香(21)、土生瑞穂(20)、守屋茜(19)、渡辺梨加(22)、渡邉理佐(19)が24日に、都内でおこなわれるイベント『欅坂46 UNIFORM MUSEUM supported by XYLITOL20th』の開催記念イベントに出席。過去に発売したシングル曲にまつわるトークをおこなう中で、現在、美術大学に通う佐藤は欅坂46の活動との兼務に抱く思いを明かした。

 ロッテの「キシリトールガム」発売20周年記念プロジェクト『COME ON! ENERGY! -噛もう! 未来に向かって!-』の一環としておこなわれた今回のイベントでは、佐藤が衣装制作のプロデュースに挑戦、そのお披露目会としてこの日、東京・原宿JOLでプロデュースの衣装と欅坂46の歴代衣装を展示するユニフォームミュージアムを開催した。

 佐藤がデザインしたドレスは、欅坂46のイメージを踏襲し、グループのイメージカラーである緑を基調として象徴的な三角形をデザインにちりばめたもの。これまでのユニフォームのカッチリしたワンピースの印象を意識したものであることを明かしながら「やっぱり2つの活動をやっていく中で葛藤とかもあって迷うこともあるけど、今生きている20歳の同い年くらいの方々にも、同じような悩みがあると思って、そういうものを気持ちを込めつつ、明るい色目になるようにして希望等を表せたらいいかなと思いデザインしました」と、そのデザインに込めた思いを語る。

 このデザインに対し守屋は「今回、間近で見て、どこにもいろんなこだわったデザインがあって、本当におしゃれポイントがたくさんちりばめられています。できることなら着てみたいなと思いました。みんなに作ってほしいです」と好印象。他のメンバーからも絶賛されていたといい、佐藤は「『すごく着たい』と言ってくれたので、すごく嬉しかったです」と喜びをコメントしていた。

 現在、大学ではグラフィックデザインを選考している佐藤は、今回のイベント参加に関して「今回はパッケージのデザインとかも、学校で学んでいることだったので、すごく嬉しかったです」と感想を語る。

 また、今後については「とりあえず欅坂46をやりたいなと思うので。でもいつかグッズのデザインをして、学んでいることを生かしていければと思います」とその抱負をコメント。また「衣装とかもできればただ写真がいつもかっこよく撮っていただいているので、そこに介入するのは恐れ多すぎて…だから中のパッケージだけでもできたらいいなと」とデザイン面への意欲も明かしていた。

 この日はほかに菅井が4thシングル「不協和音」、土生が5thシングル「風に吹かれても」、守屋が3rdシングル「二人セゾン」、渡辺(梨)が1stシングル「サイレントマジョリティー」、渡邉(理)が2ndシングル「世界には愛しかない」のそれぞれの衣装で登場した。

 さらに今後着てみたい衣装デザインを、この日登場したメンバーがそれぞれ考案し発表、渡辺(梨)は自身の好きなチェック柄をあしらったもの、渡邉(理)は黒を基調としトレンドの袖のデザインを配慮したもの、守屋はノーマルなポートネックに、スカーフで欅坂46らしさをあしらったもの、菅井は大胆に欅の木をデザインに取り込んだもの、土生は自身が気に入ったニューシングルでのスーツ衣装を意識しつつ、下をスカートにしたもの、そして佐藤はそのスーツ姿をさらに発展させたものとそれぞれのデザインを楽しそうにアピールしていた。【取材・撮影=桂 伸也】

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