<写真>長渕剛 NHK総合 土曜ドラマ『島の先生』主題歌のシングル“未来”を来週5月22日にリリースする音楽家・長渕 剛。その長渕が、本日発売の『週刊ザテレビジョン5月24日号』の表紙に登場、20年ぶり3度目にして、ついにレモンを持ったことがわかった。
 1991年と1993年の過去2度の表紙撮影でレモンを持たなかったことは、ある種伝説化しており、3月18日に放送された日本テレビ系『しゃべくり007』に出演した際にも、そのことが話題になった。番組内で、「(次にオファーが来たら)なんならカゴで持つよ!」とまで宣言した長渕。そのことを耳にした編集部が早速オファーしたところ快諾、ついにレモンを持つ運びとなった。
 表紙の画像ではレモンを左右の手で「2個持ち」、さらに中ページグラビアでは、約束通りに「カゴ持ち」をしている。なお、長渕は現在病気療養中だが、この取材は療養に入る前の4月に行なわれていたもの。
 インタビューのなかで長渕はこう語っている。
 「早く素直になればよかったな、と(笑)素直になるって気持ちいいなと思うね。もはや伝説だとか言われるけど、『え、そうだったの?』って感じで。別に『やらない』って言ったわけじゃないんだよ。俺も記憶が定かじゃないけど、恐らく当時わがままを言って『ザテレビジョン』の方々を困らせたんだろうなって、ずっと思ってた。そういう話は事務所に任せてたし、僕の意見が本当にちゃんと伝わったかどうかも分からない。すごく気になってはいたんですよ。ただ、当時は『体制に屈するもんか』という気持ちで生きてたからね。20代後半から30代って、寝る間もないくらい忙しかったけど、こだわりっていうのも本物だったから。メディアに出てはいたけど、その中に組み込まれるものかっていう意識はすごくあったね。これをしろ、これはダメ、っていうルールの中で、『なぜなんだ?』って矛盾を毎日抱えていた。『そんな堅苦しいことを言うなよ』って思う人もいたみたいだけどね。でも俺は田舎から出てきたクチなので、雑誌の表紙やテレビの看板になるなんて、夢のまた夢なわけですよ。だからそれに対してはキチッとやりたいという思いが強かったんだと思う」
 なお、シングル“未来”のフルトラックは、レコチョクにて昨日より独占先行配信が開始している。

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