デビッド・ベッカム氏、歌は苦手「歌わない方がみなさんのため」
歌は苦手なことを明かしたデビッド・ベッカム氏
サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏が4日、都内でラスべガス・サンズによるカンファレンスのレッドカーペットに参加。日本のエンターテイメントとのコラボについて「残念ながら私は歌を歌うことはできません。歌わない方がみなさんのためになると思っています(笑)」とユーモアを交えたトークで会場を和ませた。
米国に本社を持つ統合型リゾート(IR)を開発・運営するラスべガス・サンズ・コーポレーションは同日、グローバル親善大使のデビッド・ベッカム氏を始めとするスポーツや音楽にライブエンターテイメント業界を代表する国内外のリーダーが一堂に会し、日本のエンターテイメントにもたらす可能性についてのパネルディスカッションをおこなった。
この日は他に、イーグルスやボン・ジョヴィなど世界のトップミュージシャンをマネジメントしてきたアーヴィン・エイゾフ氏、Oak View GroupのCEOティム・レイウェック氏を始めとする音楽業界、スポーツ業界、ビジネス業界を代表する特別ゲストが招かれた。
レッドカーペットに登場したデビッド・ベッカム氏は「22年、日本には何度も来ていますけど、今日はサンズグループの大使として訪れました。今夜は食事やエンターテイメントを楽しんで、新しい友情を温めていきたいと思います」と挨拶。
今後、日本のエンターテイメントとコラボレーションする機会はあるか尋ねられると、ベッカム氏は「残念ながら、私は歌を歌うことはできません。歌は歌わない方がみなさんのためになると思っています(笑)」とユーモアを交えた回答で会場を和ませた。
ラスべガス・サンズとデビット・ベッカム氏のマネジメントをおこなうベッカム・ベンチャーズは、2013年にアジア地域でのパートナーシップの締結を結んでいる。
ベッカム氏は「サンズ・グループとパートナーシップを組んで4年半になりますが、大きな成功を収めていると思います。サンズグループは単にエンターテイメントをするためだけではなく、コミュニティのために役に立つことをするという方針でやっています」と、その一員として活動していくことを述べた。
レッドカーペットには元イーグルスのギタリスト・ジョー・ウォルシュ、演出家の宮本亜門やモデルの安美佳、俳優の斎藤工などが出席した。
【取材=村上順一】