ボランティアに参加したフィフス・ハーモニー

 米ガールズグループのフィフス・ハーモニーが1日、都内でおこなわれた、託児施設へ寄付されるおもちゃ作りのボランティア活動に参加。囲み取材では、メンバーのローレン・ハウレギが「音楽の力は凄いと思います。我々の声を通して、若者の模範になれれば」と熱を込めて想いを語った。

 今回のボランティアは、プロジェクト『RockCorps supported by JT 2017』の一環。同プロジェクトは、音楽フェスが社会貢献と結び付いた形のイベントで、応募者は4時間のボランティアをすると、「セレブレーション」と呼ばれるライブに参加する事ができる。これまで世界10カ国で約17万人以上の参加、合計70万時間以上のボランティア活動力を創出した実績を持っている。今年の日本におけるセレブレーションは2日、幕張メッセで開催される。首都圏で開催されるのは初めて。

 今回のボランティアでアーティストとして参加したのは、フィフス・ハーモニー。アリー・ブルック、ダイナ・ジェーン、ノーマニ・コーディ、ローレン・ブルックによるアメリカ出身の4人組で、米オーディションTV番組『Xファクター』がきっかけで結成された人気ガールズグループだ。

アリー・ブルック

 ボランティア会場では112人の参加者が、託児施設へ寄付されるという間伐材を使用したおもちゃ作りに取り組んでいた。参加者は若者が中心であったが、子ども連れも来場しており、また会場には『RockCorps』創始者のスティーブン・グリーン氏も姿も見られた。

 フィフス・ハーモニーのメンバーが登場すると、参加者たちは騒然。彼女たちも周りの日本人とコミュニケーションをとりながら、おもちゃ作りに積極的に取り組み、思い思いの絵を描いていく。次第に熱中している様子だった。

 その後の囲み取材では、アリーが「箱に絵を描くのはとても楽しく、癒されました。こういう風に皆さんとボランティアできたのもとても良かったです」とコメントした。

ローレン・ハウレギ

 また、ダイナは「若者が社会に貢献するという事が大事。ミュージシャンがこういうボランティアに参加できるのも嬉しいです」とした。

最後にローレンは「音楽の力は凄いと思います。我々の声を通して、若者の模範になれれば」と頼もしい発言。

 フィフス・ハーモニーのメンバーは、全員での記念撮影でも参加者とハグをしたり、お互いに笑顔を見せたり、良い雰囲気だった。フィフス・ハーモニーは2日のセレブレーションにも参加する事になっている。【取材・撮影=小池直也】

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