初のフォトエッセイを発売したMACO

 シンガーソングライターのMACOが6日、都内で初のフォトエッセイ『タイムマシンができたなら。』(主婦と生活社)の発売記念サイン会をおこなった。MACOは事前におこなわれた、報道陣による記者会見に応じた。MACOは海辺の写真がお気に入りだと言い、「たくさんの人に届くように祈っております。是非読んでください」と呼びかけた。

 『タイムマシンができたなら。』は4日に発売された、MACOの初のフォトエッセイ。地元の北海道・函館の思い出の場所で撮影された彼女の表情豊かな写真と、家族や友達と過ごした時間を振り返りながら綴ったエッセイによる1冊。さらに、本書には未発表曲「タイムマシンができたなら」が封入されている。

 MACOは完成した本書について「どんな所でどんな風に育ったのか分かる一冊になりました」とコメント。

 本書を読みながら「自分も色々あったなあ」と振り返り、本を作り上げる中で「タイムマシンができたなら」ができたとし、「自分にとって節目になった」と語った。

 また、本書と曲のタイトルについて「タイトルは自分の家族愛のことについて考えて、小さい頃に戻って改めて両親にありがとうと伝えたいなと思って付けました」その真意を明かした。

MACO

 地元・函館で撮影された写真の中でもお気に入りは、最後の歌詞が掲載されている七重浜の海辺で撮影されたものだと言う。MACOは「この表情一番いいと思って」とコメント。

 本書については、満足しているものの100点中89点だと言い、自身の未熟な部分が残りの11点だと自分自身に厳しい様子を見せた。

 4日に発売された本書。家族の反応については、母親が地元の本屋で5冊ほど買った様子を写真で送ってきたと話し、「良い本だねー」と感想をもらったという。

 また、第2弾については、これから活動していく中で声がかかれば、と前向きな姿勢を見せた。さらに今後の目標について「私よりも上の世代の方にも、もっと聴いて頂きたい」と述べ、アリーナでのツアーを具体的な目標として掲げた。

 最後にMACOは「この本の為に書き下ろした曲も付いております。たくさんの人に届くように祈っております。是非読んで下さい」と呼びかけた。(取材・撮影=松尾模糊)

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