藤原さくら、無類の牛タン好き「牛自体が好きで、見ても可愛い」
シンガー・ソングライターの藤原さくら(21)が5日、都内でおこなわれた、映画『世界は今日から君のもの』(15日公開)の完成披露上映会に、映画に出演した門脇麦、三浦貴大、比留川游と尾崎将也監督とともに登場。本作品で映画への楽曲提供が初めてとなった藤原は、その感想などを語るとともに、映画にちなんだ質問で自身の好物などを語った。
映画映画『世界は今日から君のもの』は、ひきこもりの性格を持つヒロインが、あるきっかけで自身の殻を破り、自分の人生の新たな一歩を踏み出していくまでの様を描いたドラマ。本作でメガホンをとった尾崎将也監督が脚本も担当した、完全オリジナルストーリー。主人公のヒロインを、女優の門脇麦が務める。
藤原は本作に向けて主題歌「1995」を提供。藤原の映画への楽曲提供は初めてであり、この映画に対する印象について「この作品を最初から最後まで見させていただいて、この映画が初めてですごく嬉しいという気持ちでした。皆さんの演技が素晴らしくて、一人ひとりが前向きに毎日を一生懸命生きているところを見て、私も頑張ろうとなった映画だったので、嬉しかったです」と感激した様子を語った。
一方で門脇演じるキャラクターに愛おしいという感情を抱いた藤原の楽曲に対し、門脇は「曲まで行って作品が完成したという感じがありました。本編からやってきたものを消化してもらったというのがありましたし」と曲に対し好印象を抱いたことを述べた。
またこの日は映画のキャッチコピーの「笑顔まであと少し」にちなんでで、登壇者に対して「笑顔になれるものは?」とたずねられ、門脇、三浦、比留川がともに食べ物を挙げ、藤原も「世界で一番牛タンが好き。牛自体が好きで、見ても可愛いし、食べてもおいしいのがすごく素敵で大好きです」としっかり返答するが、なぜか門脇から「牛タンもカワイイ! とかじゃないですよね?」と突っ込まれて「カワイイ…? おいしいですね」と若干返答に困る様子を見せ、笑いを誘っていた。
さらに映画の主人公が自身の殻を破るというストーリーにちなみ、自身の殻を破ろうとしている人へのアドバイスを求められると「私は小学生の頃から、人前で歌うことが夢でしたが、家なんかで急にお父さんの友達が来て、歌ってといわれたことがあったけど、恥ずかしさが勝っちゃって歌えなかったんです。こんなので人前に立てるのかなとずっと思っていました」と過去の自分自身を振り返り「一歩を踏み出してみるということが大事なことかと思います。一つ外に出てみたら、これが全部だと思った世界が見えてきたりすると思うので、挑戦というのは大事だと思いましたね」と自身の殻を破った経験からのアドバイスを送っていた。(取材・撮影=桂 伸也)
- 完成披露上映会に登壇した藤原さくら、門脇麦、三浦貴大、比留川游、尾崎将也監督
- 門脇麦
- 藤原さくら





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