舞台『MOJO(モジョ)』の製作発表会に出席したEXILE TAKAHIRO

舞台『MOJO(モジョ)』の製作発表会に出席したEXILE TAKAHIROら

 EXILE TAKAHIROが12日、都内でおこなわれた、舞台『MOJO(モジョ)』の製作発表会に出席した。この舞台が自身初舞台・初主演となるTAKAHIROはオファー時の心中を「EXILEなどの他のメンバーも舞台を経験しています。皆が一皮も二皮も剥けていくのを隣で観てきたので、僕も新しい自分に出会う時が来るのかなと。楽しい反面、恐怖と不安が入り交じった感覚でした」と明かした。

 この舞台はイギリスのカリスマ的劇作家であるジェズ・バターワース氏の処女戯曲(英初演1995年)の日本初演。リズム感に満ちたスピーディな会話劇となっており、若者たちの不安定な心理を描いていく作品。6月23日から7月14日まで品川プリンスホテル クラブeXで上演される。キャストは、主役・ベイビー役を務めるTAKAHIROをはじめ、波岡一喜、木村了、尾上寛之、味方良介、横田龍儀といった布陣。演出と上演台本を手掛けたのは青木豪氏。

 今回の製作発表にはキャスト全員と青木氏、計7人が集結。会が始まると、まずTAKAHIROが「なんせ初の舞台ですので緊張してます。一生懸命くらいついて頑張っていきたいと思いますので本日もお手柔らかによろしくお願い致します」と丁寧に挨拶した。

舞台『MOJO(モジョ)』の製作発表会に出席したEXILE TAKAHIRO

 自身の役どころについて、TAKAHIROは「初めての舞台なので、役どころややりがいは稽古の中で日に日に感じていければと思っています。狂っている人物の役ですが、緊張でどんどん狂ってくるんじゃないですかね。それを活かしつつ、演じさせて頂ければと思います」と述べた。

 期待している事は、という記者からの質問にTAKAHIROは「右も左もわからない所に飛び込んでいくので、皆さんに色んな事を聞きながら学ばせて頂きたいなと思います。その為にも、稽古以外のプライベートな時間で飲みに行かせてもらったり、個人的な思い出も作っていけたら」と答えた。

 オファーがあった時の心境について問われると、TAKAHIROは「日頃活動させていただいてる、EXILEなどの他のメンバーも舞台を経験しています。それを観に行くと、ライブと違って1日2公演が当たり前。『よくこんな事やっているな』と。皆が一皮も二皮も剥けていくのを隣で観てきたので、僕も新しい自分に出会う時が来るのかなと。楽しい反面、恐怖と不安が入り交じった感覚でした」とした。

 また、役柄と自身の共通点については「これから見いだしていけたらなと思います。思い出を持つ事で役を愛していきたい」と控えめかつ、誠実なコメントを残した。他の出席者も仲睦まじそうに記者からの質問に答え、TAKAHIROも終始笑顔を覗かせてこのメンバーに溶け込んでいる様子が伺えた。(取材・撮影=小池直也)

Photos

記事タグ