ゴマはすってナンボ、あゆみくりかまき 働く人達に送る応援歌
INTERVIEW

ゴマはすってナンボ、あゆみくりかまき 働く人達に送る応援歌


記者:榑林史章

撮影:

掲載:17年04月13日

読了時間:約10分

落ちてるものは全部拾っていく!

くりか

――「ゴマスリッパー」のMVでは、3人がOLに扮していて。働く人を応援している曲というところで、みなさんデビュー前にバイトとかで働いた経験は?

あゆみ 私はけっこう多いです。ドーナツ屋さん、甲子園の売り子、デパ地下のしゅうまい屋さん…。

 甲子園のときは、飲み物とか食べ物とかを首から提げて売り歩くんですけど、それが重すぎて動けなくて。ずっと壁にもたれかかって、サボってました(笑)。

まき 働いてへんやん!

――でも、そういう社会に出て働いた経験って、今になって糧になってることとかあるでしょうね。

まき そうですね。私はコンビニ店員をやったことがあるんですけど、挨拶とか礼儀とかすごくきっちりしていて。社会人としての基本的なことですけど、すごく自分のためになったと思います。心を正してから仕事に入るとか、仕事に対する取り組み方も勉強になったし。

くりか くりかは、接客のバイトが多くて。お客さんと話すときの目線とか、口角の上げ方とか、しゃべり口調とか、いろいろ教わりました。

 マカロン屋さんのバイトがいちばん長かったんですけど、マニュアルを全部頭に入れて、その上で自分なりに考えて行動しなくちゃいけなくて。マカロンをオススメするときの説明の仕方とか、お客さんに対する心の込め方とか。どうやったら、自分の気持ちが伝わるか、どうやったら気持ち良く買い物してもらえるかなど、すごく考えました。

あゆみ 今思い出したんですけど、地元時代に連続でバイトの面接に落ちたときがあって。何でそんなに落ちたんか考えたんですけど、「週イチで2時間働きたいです」と言っていたのが原因だったみたいで。

まき それ、働く気ないやん!

あゆみ 次に行った面接では「すごい頑張ってシフトも出来るだけ入りたいです」と言ったら、その場ですぐ受かったんですよ。だから、もしかすると“ゴマをする”ことを覚えたのかもしれないです(笑)。

まき うまいこと言った!

――ちなみに、今ゴマすりしたい人は?

くりか ジャスティン・ビーバーさんかな? あゆくまのことも拡散してほしい(笑)。

あゆみ テイラー・スウィフトさんでも!

まき 「でも」って失礼な(笑)まあ、ゴマはすってナンボやと思うし、どこにチャンスが転がってるか分からないから、落ちてるものは全部拾います。

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