初の首位を獲得した星野源「いのちの車窓から」(KADOKAWA)

初の首位を獲得した星野源「いのちの車窓から」(KADOKAWA)

 音楽家、俳優、そして文筆家でもある星野源の最新エッセイ集『いのちの車窓から』(KADOKAWA/3月30日発売)が、週間9万1000部を売り上げ、4月10日付オリコン週間“本”ランキング」(集計期間=3月27日~4月2日)の総合部門にあたるBOOK部門で、自著初の1位を獲得した。

 これまでの同部門における星野作品の獲得最高位は、『蘇える変態』(2014年5月発売)が2014年5月19日付で記録した21位だった。また今年2月13日付に最高位を更新した文庫版『そして生活はつづく』(2013年1月発売)の6位も上回っており、活躍の場を広げ続ける星野への、さらなる注目度の高まりを示す結果となった。

 雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA刊)で2014年12月号より連載され、現在も継続中の同名エッセイの内容に加え、新たに書き下ろしも加えられた同書。

 人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や『真田丸』(NHK)など出演作の撮影現場での秘話や、紅白初出場が決まった瞬間のできごと、代表曲「SUN」「恋」ができるまで、さらにこっそり別人としてTwitterをやっていたエピソードや、“自分が人見知りである”と言うことをやめたきっかけ、日常生活で出会った“気になる”人たちなど、怒涛の毎日を送りながらも、星野がいつも大切にしてきたことが丁寧に描写されている。

Photos

記事タグ