木村拓哉、現在の心境「ふりだし」というより「50マス戻る」
元SMAPの木村拓哉が5日放送の読売テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』に出演。SMAPが解散して迎えた今年を“すごろく”に例え、自身の意気込みを率直に伝えた。
この日の放送では、普段から交友があるという宮根をインタビュアーにした木村のVTR映像が流された。
宮根は自身の周囲でサーフィンにハマる年配の人が多くなっていることを切り出し、サーフィンを愛好する木村は「まずは“ふりだし”に戻れる」とその魅力を語っていく。
木村は言葉の説明が難しいとしながらも、「海のグラウンドの中に、ぽつんと居ると、どんだけ名声があったとしても、権力があったとしても、“ペシャン”とされますから」と海という舞台の大きさや力強さに言及した。
木村が所属していたSMAPは話は昨年末限りで解散。宮根は「新生・木村拓哉」として迎えた今年の心境を尋ねた。
木村は「変な話、2017年を迎えて、『新年』という言葉を目にした時に、『年が新しくなった』というより『これ、俺だな』って思って」と“一人の人間”としての心持ちを強くしたことを打ち明けた。
続けて、「そういうモチベーションにはなってますね」と意気込みを語った木村。ただ、「原点回帰というか、すごろくで言ったら『ふりだし』というよりかは、『50マス戻る』みたいな」と独特の言い回しで説明していた。
木村が主演を務める三池崇史監督の映画『無限の住人』に関する質問が続いた後、宮根は木村に「生きる意味」について問いかけた。これに木村は「難し過ぎますけどね」と頭を働かせながら「求められる事」と回答した。
木村はファンや今回の映画の三池監督も同じだったとしつつ、「『一緒にやろうよ』って言ってくださることが、今こういう体験をさせてもらってる中で。だから、一人じゃ何もできないですからね」と考えながら話し、人から“求められる”ことを大切にしたい心境を語っていた。
- この記事の写真
ありません