オカモトレイジ「DJ」としての一面、音楽的興味とユーモア
女優の臼田あさ美(32)と結婚したことを発表したオカモトレイジ(26)。ロックバンドのOKAMOTO’Sではドラマーとして活躍。その一方で、DJとしての一面も持つ。昨年12月17日に都内でおこなわれた、音楽とフードを取り入れた新型テニスフェスではDJパフォーマンスを披露。その選曲からオカモトレイジの音楽的な興味がうかがわせた。
このイベントは、テニスに特化した一般参加型のスポーツフェスティバル『ADIDAS HIMARAYA TENNIS FESTIVAL 2016 TOKYO FINAL』で、音楽やフードを取り入れたもの。昨年12月に都内でおこなわれた。
そのなかでオカモトレイジは会場の転換時にDJをプレイした。2セット披露したプレイリストのうち取り上げるのは2セット目。まず驚いたのは、韓国ヒップホップ・Bad Joyscouttの「Birthday」で始まったことだった。
K-HipHopをはじめ、「アジアのヒップホップが面白い」という動向は数年前から少しずつ言われていた。この楽曲をピックアップしたのは、このトラックのミュージックビデオが、テニスをモチーフにしていることからだと思われる。イベントの内容に合わせたユーモアといえる。
続く2曲目はアメリカのラッパー、Joey Bada$$の「NO.99」。そして3曲目も同じくアメリカのラッパー・YGの「Twist My Fingaz」。近年話題になったアメリカのヒップホップ作品である。テニスフェスにしては少し“ギャングスタ”な感じだが、オカモトレイジの興味、関心がわかるセレクトともいえる。
DJの最後はウォーレンGで「Regulate」。90年代のヒップホップの有名トラックである。この日のレイジのファッションも、ジャージにネックレスなど90年代ヒップホップ風。音楽だけではなく、カルチャー全体に関心があることがうかがわせる。
YouTubeに上がった新曲「NEKO(Remix)feat.呂布/MUD」もラッパーを客演に招いているOKAMOTO’S。今回、オカモトレイジが選んだ、ブラックミュージックばかりのプレイリストとの関係性も気になるところだ。(文・小池直也)
- この記事の写真
ありません