音楽
<紅白リハ>イエモン吉井和哉、英メーカーのアンプに興味津々
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THE YELLOW MONKEYのリハーサルの様子。右側に写っているのがVOX社のアンプ
【第67回NHK紅白歌合戦、29日、リハーサル2日目、NHKホール】今年、再集結したTHE YELLOW MONKEYがリハーサル(音合わせ)に臨んだ。
曲目は、96年2月リリースの「JAM」。圧倒的な存在感で貫禄のステージをみせた。ギターアンプとして使用していたのは英国の楽器メーカー・VOX(ヴォックス)社製。「音出し」前にそれを確認した吉井和哉(Vo)は「あっ!」とホール内に響くほどの声をあげ、興味津々に見入る姿もあった。
黒いシャツとパンツで登場したTHE YELLOW MONKEY。ギターの菊地英昭はビグスビーを搭載した黒のレスポールカスタムにVOXのアンプ、ベースの廣瀬洋一はAmpegのアンプに白いサンダーバード、ドラムの菊地英二はPearlのドラムセットでリハーサルに臨んだ。
ボーカルの吉井和哉は6台並んだVOXのギターアンプを見つけると「あっ!」とホール内に響くほどの声をあげ、菊地英昭とともにアンプ側に歩み寄り、楽しそうに会話をしていた。その姿が印象的だった。
イエモンが紅白で披露する楽曲は、96年2月にリリースされた通算9枚目のシングル「JAM」。リハーサルは本番さながらに1曲まるまる「JAM」を演奏。リハーサルながらもそのパフォーマンスは圧巻で、約20年前の楽曲とは思えない輝きを放っていた。特にトラブルもなく約10分間でリハーサルを終えた。(取材・村上順一)


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