『SCAR Light EP』リリース記念イベントを開催した麻美ゆま(中央)とゲストの蒼井そら(中央左)、どぶろっくの2人(右)

 歌手でタレントの麻美ゆまが11日、新宿ロフトプラスワンで『麻美ゆま presents SCAR Light☆SUNDAY Night』を開催した。同イベントは、1月18日に発売となる初のミニアルバム『SCAR Light EP』の完成を記念してのもの。発売前の音源も公開された。また、ゲストに女優で歌手の蒼井そら、お笑いコンビ・どぶろっくを迎え、会場を盛り上げた。

 MCのDJ急行から呼び込まれると、割れんばかりの拍手の中、登場した麻美ゆま。「約10年ぶりにこのステージにあがるので、緊張してます! いっぱい助けてください!」と緊張気味の挨拶ながら、”ゆまボール”というオリジナルハイボールを片手に会場のファンたちと乾杯をしてイベントはスタート。

 まずは『SCAR Light EP』のプロデュースを務めたミュージシャンのMamoru.Sを交え、レコーディングが終わったばかりという出来たてのアルバム全曲紹介。発売前の音源も先行公開された。「ギリ☆ギリ My Way」では今までの麻美ゆまをさらけ出した歌詞やタイトルに隠された秘話が語られ、初めてラップに挑戦したぎこちないレコーディング映像に、観客からは笑いもこぼれた。

オリジナルハイボール“ゆまボール”で乾杯する様子。

 そして、先日ショートバージョンが公開された表題曲「SCAR Light」のミュージックビデオを会場限定、完全バージョンで初公開。「1人で観るのが怖いから、そらちゃんも一緒に…」と麻美ゆまの泣き言で、ゲストの蒼井そらが登場。”弱い自分を脱ぎ捨てろ”がテーマとなっており、白い麻美ゆまと黒い麻美ゆまが織りなすMVを観て、蒼井は「めっちゃいいね、すごいね、綺麗だね! そして歌の中に、強さがある!」と絶賛。

 さらに、人生の先輩である蒼井から「30代の心得」を伝授してもらうコーナーでは、麻美の「来年30歳を迎えるんだけど、心地よく迎えるための心構えは?」という質問に、「29歳は20代の1番先輩、でも30歳は30代の1番後輩になる感覚だから、フレッシュな気持ちで迎えられる」と回答。

 また、会場のファンから「麻美ゆまと蒼井そら、音楽で共演は?」という質問には「麻美ゆまがシンガー、蒼井そらがサポートDJとして参加するかも?」という意味深長な発言も飛び出した。

イベントの様子

 そしてイベントも後半戦、この日2組目のゲストとなる、どぶろっくの2人が登場。雑誌の対談企画を通して縁のあった麻美と、どぶろっく。その対談時の麻美をイメージして作った曲があり、「その時はサビだけ作っていたんだけど、今日はその曲を形にしてきました!」と完成版をどぶろっくが生演奏。

 さらに、麻美ゆまで妄想した「もしかしてだけど」ネタも即興で披露。麻美ゆまが着ていた大きめなサイズのスウェットの衣装を見て、「もしかしてだけど、中に入って二人羽織をして欲しいんじゃないの?」というネタに、麻美ゆまも「たまたまスウェットの脇にも穴が空いている!」とノリ良く応じた。そして、どぶろっくのオリジナル曲「魅惑のパンティライン」を全員で合唱し、会場は一気にヒートアップ。

 そして最後は、麻美のミニアルバム『SCAR Light EP』から「Let it Roll」を生歌唱。イベント当初の緊張は嘘のように、イントロでは麻美がハーモニカを堂々と演奏。サビの<Let it Roll♪>を会場全員で合唱し、熱気は最高潮のまま、イベントは終了した。

 イベントを終え、麻美は「豪華なゲストに出ていただいて、最初は不安だったけど、最後は会場のお客さんも盛り上がっていただけたかと思い、そしてお酒も少し入って、楽しい夜になったと感謝しています!」と振り返った。

 イベントに参加した蒼井は「ゆまちゃんの生歌も聞けたし、来年30歳という節目のを迎えるにあたって、いいイベントになったんじゃないかと思います! そして来年も一緒にイベントをおこないたいです!」と更なる共演に意欲を見せた。

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