4度目のNHKホール公演で熱唱する華原朋美(撮影・HAJIME)

4度目のNHKホール公演で熱唱する華原朋美(撮影・HAJIME)

 歌手の華原朋美が27日、NHKホールで、コンサート『TOMOMI KAHARA CONCERT TOUR 2016 ~君がそばで~』を開催。3000人が詰めかけた会場で、アンコールを含む全18曲を熱唱し、ファンを魅了した。華原は7歳下の実業家との交際を認めたばかり。一部では、結婚や妊娠も噂されているが、「違う。確かにお腹は気になるけど」ときっぱり否定した。

 華原にとって復帰してから4度目となるこのNHKホールでのライブ。往年のヒットチューンと新曲を織り交ぜながら、今の華原を目の当たりにするような公演となった。弦楽4重奏が入ったバックバンドのとても美しい伴奏に乗る、華原のパワフルな歌声がとても印象に残った夜となった。

 MCで華原は「当時はダンサーが4人くらいいたのかな。振付もあったんですけど、なかなかできなくてね。テレビに出るって大変なんだな、かっこいいだけとか可愛いだけじゃダメなんだなっていうのを20年くらい経ってからわかった」と感慨深く語った。

 華原は、1995年に「keep yourself alive」でデビューすると、2枚目シングル「I BELIEVE」、3枚目シングル「I'm proud」ではミリオンセラーを達成、一躍トップ歌手になった。その後は、紆余曲折あって芸能界を長期休業。充電期間を挟んで2012年に復帰。2013年には『レ・ミゼラブル』の劇中曲「夢やぶれて」の日本語カバーで7年ぶりのシングル「夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-」をリリースしている。

 そんな半生を振り返り「デビュー当時は本当におさぼりさんで、ボイストレーニングとかしたことないんですよ。急にぐーんと売れちゃったから大変な人生でしたけども、かえってそれがよかったんじゃないかと今では思いますね」と述べた。

 華原と言えば、7歳下の実業家との交際宣言をしたばかり。この日ゲストとして登場した歌手の藤原ノリマサには「凄く幸せそうじゃないですか」とツッコまれる場面も。華原は「とっても幸せですよ私。前は年上の人が良いって勝手に思ってたんですけどね」とコメント。「ノリちゃん(藤原)の新しいアルバムを聴きながら一緒に海に行ったんですよ」とのろける一面も見せた。

 もう一人のゲストである歌手の山猿からも祝福された華原。「実は囲み取材があったんですけど、体調悪いって嘘ついて無しにしてもらったんですよ。色々聞かれるんじゃないかなとびびってしまいまして」と自分から仮病を告白。ファンからの「結婚?」「出産?」という言葉にも、華原は「違う!」「確かにお腹は気になるけど」とそれぞれ返していた。

 ※このライブの模様はまた後日、詳細にレポートする予定。(取材・小池直也)

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