TOKIOのリーダー、城島茂が20日、テレビ朝日系『週刊ニュースリーダー』(毎週土曜あさ6時)に出演。12月31日をもって解散することを発表したSMAPについて言及した。SMAPとTOKIOはジャニーズで最も長い付き合いであることなどを話した城島は、「25年デビューしてから四半世紀もトップを保ち続ける難しさ、これが一番すごいこと」とSMAPが残してきた功績に舌を巻きつつ「超えられないでしょね。日本の芸能史でこれだけのアイドルというのは」と語った。

 SMAP解散について発言を求められた城島。「僕らTOKIOはチームですけど、デビュー前からずっとSMAPのバックダンサーとか、バックバンドをやってたんですけど、それこそ、うちの長瀬(智也)が小学生くらいの頃からバックをやっていたんで」と、SMAPの後ろで踊り、演奏していた過去を振り返りながら語りだした。

 「そう考えると10代の頃から一番付き合いが長いグループ同士なのかなという、密接な。それを見て来たので、正直びっくりしたのはあるんですけど、結成して28年、ずっと続けていく難しさは僕らもそうですけど、あったと思います」と“長い付き合い”なればこそ察することができるグループ活動の難しさを指摘した。

 さらに、SMAPのリーダーである中居正広についてコメントを求められると、「中居君は絶対、頑張っている姿を外に見せないリーダーでした」と、城島が見てきた中居の人となりを紹介。「ネタ本とかも10代の頃からずっと寮で書いていて、何冊も。努力は絶対に人には見せないリーダー像というか」と、中居の努力家肌の一面を話した。

 そして、木村拓哉についても言及し、「木村拓哉君はビシッと、ドラマなり、矢面に立って行くという、双頭の竜じゃないですけど、そこの部分では最強のグループだったなと思います」と話し、中居と木村という先導役のもとで長い月日を突っ走ってきたSMAPを称賛した。

 城島のSMAPへのリスペクトは尽きず、「あと、25年デビューしてから四半世紀もトップを保ち続ける難しさ、これが一番すごいことだなと」と改めて一時代を築いてきたSMAPに敬意を送る。

 そして、「5人が5人ともソロで通用するアーティストなんで、そこの強みというのがあるので、これから解散、年末に向けてどうなって行くのか、まだわからない部分もあるかもしれないですけど、5人のこれからを見て行きたいなと思う」と今後への高まる期待感も口にした。

 最後に出演者から「グループとしては伝説になるでしょうね」と振られた城島。納得の様相で、「超えらんないでしょうね。たぶん日本の芸能史では。これだけのアイドルというのは」と締めくくり、SMAPの偉大な功績を深く受け止めていた。

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