早見優、「夜空ノムコウ」が1番好き 解散発表に「寂しいですね」

さんみゅ~と「夏色ナンシー」を歌った早見優(撮影・松尾模糊)

 6人組アイドルグループのさんみゅ〜が19日、東京・渋谷WWWで80年代アイドルとの共演ライブ第3弾となる『純白歌合戦#3』を開催した。歌手でタレントの早見優(49)と共演し「夏色のナンシー」などを披露した。さんみゅ~と早見は、ライブ前に囲み取材に応じ、14日に年内をもって解散することを発表したSMAPについて、早見は「寂しいですね、たくさん好きな曲もあるので。『夜空ノムコウ』が1番好きです」とコメント。さんみゅ~の西園みすず(21)は「子どもの頃から当たり前にSMAPさんの曲は聴いていたので、何だか信じられない不思議な感じがします」と解散発表にはまだ実感がないことを語った。

 さんみゅ~はデビュー前から「夏色のナンシ―」をカバーしていて、今回、本人である早見とコラボできることについて、西園みすずは「本当に、ただ楽曲を歌わせて頂くだけでも有り難かったのに、こうしてご本人とステージでご一緒できて光栄です」と早見との共演に恐縮した。早見も「嬉しいです、みんなしっかりしてますね」とさんみゅ~のコメントに感心した。

 14日に発表されたSMAP解散について尋ねられると、早見は「寂しいですよね、私はSMAPの曲で『夜空ノムコウ』が1番好きなんですけど、他にも大好きな曲がいっぱいあるので…。5人ではもう聴けないのかな? さんみゅ~のみんなに歌ってもらいましょう(笑)」とコメント。西園みすずは「子どもの頃から当たり前にSMAPさんの曲は聴いていたので、何だか信じられない不思議な感じがします」と解散発表にはまだ実感がないことを述べた。

 西園が「家族より(メンバーと)一緒にいる時間の方が長くて喧嘩とかはしないですね。言いたいことをお互い言えます」と語り、さんみゅ~の仲良しの秘訣については、最年少、新原聖生(17)のお菓子を取らないことと明かし、新原も「私、お菓子貰うほうですね、ハイ!」と答え、微笑ましいグループ愛に取材陣にも笑みが見られた。

 また、先日リオ・オリンピック女子卓球個人で銅メダルを獲得した同世代の伊藤美誠(15)選手について新原は「世界で銅メダルを獲って、活躍する同世代の方を観ると、違うジャンルですけど頑張らないと、と思います」と世界で活躍する同世代が励みになることを語った。

 21年ぶりにミニアルバム『Delicacy of Love』を24日にリリースする早見は、「作曲は藤井隆さんでレコーディングはすごく楽しかったです。そして、歌詞も書かせて頂いたんですけど、10代の女性って今何を考えているのかなと悩んだのですが、15歳と13歳になる娘に恋愛観を聞いて何とか書きました」と作品について振り返った。(取材・松尾模糊)

 
『純白歌合戦』とは

 さんみゅ~が今年4月より隔月企画としておこなっている80年代アイドルとの共演ライブ。第1弾では香坂みゆき、前回は元おニャン子クラブの渡辺美奈代と共演した。今回共演した早見は、1982年にシングル「急いで! 初恋」でアイドル歌手としてデビュー。同年の第24回日本レコード大賞新人賞を獲得した。帰国子女アイドルの先鞭を付け、「バイリンギャル」(「バイリンガル」と「ギャル」のかばん語)と称された。

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