大黒摩季、病気や母の介護を乗り越え6年ぶりの新作を発表
大黒摩季の6年ぶり新作ジャケット

大黒摩季の6年ぶり新作ジャケット
大黒摩季が8月10日に新曲「Higher↑↑ Higher↑↑」を配信リリースする。大黒は6月20日に病気療養からのアーティスト活動再開を発表しており、この作品は彼女にとって実に6年ぶりの新作となる。自身の療養、母親の介護などが創作の原点となっており、「生きる為に疲弊しがちな大人が思いきり発散できる曲にしたい」とコメントした。
新作のインスピレーションは、大黒の活動停止期間にあった様々な出来事から来ている。彼女は「歌や音楽という武器のない自分は人として本当に未熟で、主婦や母の介護をすれば躓いてばかり、治療も一進一退を繰り返し弱音も吐けない日々に、やっぱり心を救ってくれたのは音楽だった」という。主婦、治療、介護、震災、夢を持たないしらけた若者たち、などへの様々な葛藤。そんな普通の生活の中で生まれた欲求の断片がコアとなり、今回の復帰作に繋がった。楽曲は3月、ロスのスタジオでたったの1日で書き上げたという。
大黒は「すっかり委縮し、何に対しても燃え上がれない冷え切ってしまった心にまず火をを点けてくれる、そんな曲にしたい」と思ったという。また「心の体温が1℃上がるような、うまく踊れなくても歌えばカッコよくなれる、生きる為に疲弊しがちな大人が音とリズムに乗せられて思いきり発散できる、そんな欲張りな曲にしたい」ともコメントしている。
サウンドは、70s、80sソウルの懐かしさ、さらにEDMやROCK、そしてHIP HOPのテイストなども盛り込んだ大黒流ミクスチャーサウンド。歌詞も大人たちを熱くする様なものに仕上がった。ジャケットやレコーディング風景も既に公開されている。
また大黒は8月13日に北海道・石狩湾新港樽川ふ頭で開催される「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」への出演も決定しており、そのライブアクトへの期待も高まっている。
■作品情報
配信SINGLE「Higher↑↑ Higher↑↑」
大黒摩季
8月10日配信開始

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