15年振りに復活し「もう一生解散しません」と宣言したTHE YELLOW MONKEY(撮影・有賀幹夫)

15年振りに復活し「もう一生解散しません」と宣言したTHE YELLOW MONKEY(撮影・有賀幹夫)

 15年ぶりに“集結”したロックバンドのTHE YELLOW MONKEYが7月9日・10日、さいたまスーパーアリーナで、全国アリーナツアー『THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016』の埼玉公演を開催した。これは5月11日に代々木第一体育館から始まったツアーの一環で、全国12カ所24公演をおこなう。2月に発表された新曲「ALRIGHT」をはじめ、ヒット曲「バラ色の日々」や「BURN」など、まさにベストヒットと呼べる選曲で約3時間のステージを展開。15年の時を経てよみがえる熱い演奏で、2日間で動員した約4万人のオーディエンスを魅了した。

未来を見つめながら最高の夜にしたい

 2001年1月8日の東京ドーム公演で活動休止、そこから2004年に解散を発表したTHE YELLOW MONKEY。今年1月8日に再集結を発表し、15年の時を経て活動を再開した。5月11日に、ツアーの初日となった国立代々木競技場・第一体育館での“復活ライブ”で華々しく再スタートを切った。

吉井和哉(Vo.Gt)(撮影・有賀幹夫)

吉井和哉(Vo.Gt)(撮影・有賀幹夫)

 全国をまわり、約2カ月ぶりに関東に帰ってきたTHE YELLOW MONKEYは、自身初のさいたまスーパーアリーナでの公演となった。この勇姿を目と耳に焼き付けようと各日約2万人のファンがここに集結した。

 スクリーンに表示されたカウントダウンがゼロになると定刻通りライブはスタート。割れんばかりの歓声がさいたまスーパーアリーナに響き渡った。そこに放たれたのは紛れもなくTHE YELLOW MONKEYの唯一無二のサウンド。15年が経った今も色褪せることのない輝きがあった。菊地英二(Dr)の存在感のあるシェイクビート、廣瀬洋一(Ba)の輪郭のあるランニングベース、菊地英昭(Gt)のソリッドなギターワーク、そのバンドサウンドの上に、オリジナリティあふれるセクシーでソウルフルな吉井和哉の歌声が乗り、THE YELLOW MONKEYにしか出せないグルーヴで、さいたまスーパーアリーナを満たしていった。

 吉井和哉(Vo.Gt)は「帰ってきました。ただいま〜! 埼玉にはインディーズ時代から思い入れがありますので、今日は色々思い出しながら、そして未来を見つめながら最高の夜にしたいと思います」とこの地での意気込みを語った。

菊地英昭(Gt)(撮影・有賀幹夫)

菊地英昭(Gt)(撮影・有賀幹夫)

 注目すべきは2月に発表された最新曲「ALRIGHT」。今のTHE YELLOW MONKEYを形にしたバンドの期待を裏切らない楽曲に、オーディエンスは大きな盛り上がりを観せた。吉井はMCで「1989年に今のラインアップ(メンバー)になって、当時、埼玉のいろんなホールでイベントなんかをやらせてもらっていた。時代はバンドブームが終わりそうな時期だったと思うんですけど、この“へそ曲がり”なメンバー4人はバンドブームに乗っかろうとせず、独自のいつまでも歌っていけるナンバーを作っていこうぜと曲を作り出しました」と話していたように、再集結への決意と思いが込められたこの楽曲も、未来永劫歌い続けられることであろう。

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