吉井和哉の新レーベル“UTANOVA MUSiC”と、A-Sketchがパートナーシップを締結したことが19日発表され、その第1弾として、新曲「〇か×」が12月1日にデジタルリリースされることがわかった。

 今回の楽曲「〇か×」は、初めてトオミヨウをアレンジャーに迎え、前作「みらいのうた」とは打って変わって真骨頂であるロックチューンとなっており、ワールドワイドなバンドサウンドに最近の世相や人生そのものを〇か×の選択肢に迫られることへの違和感を吉井和哉ならではの独特な世界観でまとめあげた楽曲になっている。

 また、この楽曲は日本テレビ系 朝の情報番組である「スッキリ」の12月テーマソングにも決定している。配信ジャケットは、前作に続き、現代美術作家・興梠優護が担当し、「〇」「×」のようにはっきりしたものではなく、曖昧で移り変わっていくような不明瞭な世界観をイメージして制作され、一見女性の手にも見えるが、実際には吉井和哉本人の手をモデルに描き下ろされている。

「〇か×」ジャケ写

 19日のツアー初日にしていきなり披露された新曲ではあるが、歓声をあげることができない客席には嬉しいサプライズとなった。19日よりApple Music/SpotifyでのPre-add/Pre-saveが、11月20日からはiTunes StoreでのPre-orderがスタートする。 

 今回新たにを組むA-Sketchは、flumpool、THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、DEAN FUJIOKA、Saucy Dog、須田景凪、まふまふなどが所属する音楽レーベル&プロダクションで、これまでに数多くのロックアーティストのヒットを創出してきた。

 この数年のTHE YELLOW MONKEYの活発な稼働を経て、吉井和哉のソロ活動として新体制によるリスタートとなり、更に活動の場を広げていくことになる。

 また、既報の通り11月から12月にかけて全国ツアー「THE SILENT VISION TOUR 2021」の開催が予定されているが、2022年1月に東京・横浜・豊橋・京都の5公演が追加された。

吉井和哉コメント

人生は常に○か×かの選択の連続だと思うのですが、「果たして僕の人生は○か×かどっちなんだろうか?そして今現在この世の中は○なのか×なのかどっちなんだろうか?」という問いかけからこの新曲は生まれました。
歌詞にもありますが、結局どっちも選べず△の人生を送っている男の歌なのかもしれません。
「あの日の×は今の自分にとっては○だった。」最近そう思えることがよくあります。
新レーベル第2弾のこの曲から新しく出会ったスタッフの方達も加わり、次のアルバムに向けて更なるチャレンジをしていこうと思っています。

作品情報

「○か×」

作詞・作曲:吉井和哉/編曲:トオミヨウ
2021年12月1日(水) デジタルリリース
Pre-add/Pre-save:https://a-sketch-inc.lnk.to/KazuyaYoshii_MaruKaBatsu_pre

日本テレビ系「スッキリ」12月テーマソング
https://www.ntv.co.jp/sukkiri/

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