アジカンが農地ボランティア参加、祖父が農家の後藤は手際良く

ボランティアに参加したアジカン
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが15日、福島県福島市の農地でおこなわれた「RockCorps」のボランティア活動にサプライズで参加。一般参加者に交ざって草むしりや集荷作業をおこなった。
「RockCorps」は、4時間のボランティアに参加すると、“セレブレーション”というライブイベントに参加することが出来る。“アジカン”はそのセレブレーションへの出演が決まっている。
この日は、福島市の農地において、ネギ畑の草むしり、ナスの集荷作業などをおこなうボランティアがおこなわれた。参加者が作業の説明を受けているなか、1台の車が到着。その中から「RockCorps supported by JT 2016」のTシャツを身にまとったアジアンのメンバー4人がサプライズで登場し、参加者から驚きや喜びの歓声がわきあがった。
アジアンの後藤(Vo&G)は「草むしり頑張ります。今日はよろしくお願いします!」と意気込みを述べ、ボランティア活動に臨んだ。ネギ畑の草むしり作業が始まると、喜多(G)は「雑草と間違えてねぎ抜いちゃった!」と発言。それを聞いた山田(B)が「抜いたものは買取になりますので」と和気藹々と参加者とふれ合いながら活動。
誰よりも早く1列分のネギ畑くさむりを終えたのは、まさかの後藤(Vo&G)。「僕のおじいちゃんが農家だったんですよ。たまに手伝ったりしていたので」と後藤(Vo&G)の草むしりの速さに周りの参加者も驚いていた。
後半の作業では、黄色い大きなかごを肩に掛けながらナスの収穫もおこなった。収穫作業が終わると、収穫したばかりのナスがその場で切り分けられ、メンバーも自分で収穫したナスを一口。「おー。甘いんですね! おいしい。」と伊地知(Dr)が満足げな表情を浮かべながらナスを味わった。
9月4日に開催される“セレブレーション”(ライブイベント)の参加引換券は、メンバー4人からボランティアの参加者へ直接手渡され、参加者全員と記念撮影。後藤は「なにげなく食べている野菜も、こうやって誰かの手で育たれて、僕らのもとに届いていると知れたのは良かった」と述べ、締めくくった。
以下はメンバーへの一問一答。
――『RockCorps』に参加した理由とボランティアへの意気込みを。
後藤(Vo&G) オーディエンスもミュージシャンもボランティアに参加する「RockCorps supported by JT 2016」の取り組みはとても面白いと思いました。少しでも福島の人たちの力になれたらと思っています。
――福島へ来たのは初めて?
山田(B) アジアン・カンフー・ジェネレーションとしてツアーで来ました。
――農作業をやってみてどうだったか?
後藤 農業は好きなので、時間があれば自分でもやってみたいですね。
――セレブレーションへ向けて意気込みを。
後藤(Vo&G) じゃあ、建ちゃん(G)一言!
喜多(G) ネギでギター弾こうかなと。(笑)ナスの方がいいかな?(笑)
後藤(Vo&G) ナスもだめだろう!(笑)
喜多(G) 今日、参加者の方から『ソラニン』をリクエストされたので、セレブレーションでやります! がんばります!
なお、「RockCorps supported by JT 2016」では、セレブレーション当日の9月3日までボランティアを実施。本ボランティアに参加した全員が、セレブレーションに参加できる。