SMAP中居正広(43)が、サトリ世代と呼ばれる現在の若者との交流について、自身の上下関係での“飲みニケーション”術を明かした。

 12日深夜放送された、TBS系『Momm!!』では、40代の会社員が20代の部下を飲みに誘っても「これは仕事ですか?」と言って断られるという、いわゆる“飲みニケーション”について相談が寄せられた。

 ゲスト出演した、AKB48の渡辺麻友(22)は、4月に卒業した元AKB48で初代総監督の高橋みなみがわざと後輩に気を使わせないように隙を見せたり、ふざけてみせたりしていたことを明かし「私もたかみなさん(高橋みなみ)は、先輩ですけど、(一緒に居ても)私自身、楽にいられる存在」とたかみなの先輩像を語り、後輩だけではなく先輩が気を使ってコミュニケーションを図るよう提言。

 同じくゲストで、演歌歌手の瀬川瑛子は、演歌界の大御所である北島三郎に食事に連れて行ってもらった時は、緊張して全く食事に手も付けられなかったが、しかし、北島が自身の経験や挫折について話したことは瀬川にとって実りある時間となったと語った。

 番組MCを務める、中居は「僕は、先輩を誘うようにしてます」とコメント。その真意について、先輩から誘いを断られても傷つかないし、相手である先輩も気を遣わず気楽に断ることができるからというもの。

 中居は毎週誰かしら先輩を誘っているという。中居は「それが一番いいような気がすんだよね」とコメント。瀬川は「素晴らしい」と述べ、この日の出演者も中居の逆転の発想を称賛した。

 視聴者からはツイッターなどで「自分以外の世界、ありがたいな」「中居さんの考えが聴けるこの番組大好きです」と昨今、顕在化している上下関係の断絶に関して中居の提案する付き合い方に共感する声も見られた。

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