映画にちなんでトイレで撮影に応じる夢アド志田、元アイドリング!!!横山、HKT多田ら(撮影・桂 伸也)

舞台あいさつに臨んだ夢アド志田、元アイドリング!!!横山、HKT多田ら(撮影・桂 伸也)

舞台あいさつに臨んだ夢アド志田、元アイドリング!!!横山、HKT多田ら(撮影・桂 伸也)

 夢みるアドレセンスの志田友美が21日、都内で、自身主演の映画『トイレの花子さん新章 花子VSヨースケ』の完成披露上映会に出席した。この日は、共演した、元アイドリング!!!の横山ルリカ、HKT48多田愛佳も登壇。映画出演にまつわるエピソードなどを明かした。

 本作は、都市伝説の中でも有名なエピソード「トイレの花子さん」と、同様の都市伝説でトイレに現れるという男の子の霊「ヨースケ」との対決を描いたホラームービーで、除霊師見習いのヒロインと師匠、廃校で友人を失ったバンドメンバーといった面々が、トイレの花子さんとヨースケとの恐怖の瞬間を体験する姿を描く。

 今回、映画で初主演となった志田は「ずっと夢だったのが、映画の主演。だからこんな素敵な役をいただけて、しかも主題歌を私のグループに担当させていたいて、感無量です!」と出演に大満足の様子を見せた。

 さらに「ホラーはどちらかというと無理な方なんですけど、出るのは結構余裕でしたね。『なんだ、こんなもんか』って」と豪語しながら「でもちゃんと映画は怖くなっていますから! 気合い十分で臨んだので、是非見てほしい。貞子さんの映画には負けたくないので、一人10回でも20回でも!」と、現在公開中の映画『貞子 vs 伽椰子』に対抗心を燃やした。

 一方で横山は「見るのは苦手なんですが、自分が出ている映画は、展開がわかるので大丈夫。でも現場は怖かったので(清めの)塩を持っていきました」と、撮影自体に不安が隠せなかった模様。夜中の廃校で行われた撮影では、トイレが重要なポイントなだけに志田と横山は「トイレでのシーンが怖かった」と語った。

映画にちなんでトイレで撮影に応じる夢アド志田、元アイドリング!!!横山、HKT多田ら(撮影・桂 伸也)

映画にちなんでトイレで撮影に応じる夢アド志田、元アイドリング!!!横山、HKT多田ら(撮影・桂 伸也)

 特に横山は「ほかの現場だとカメラマンとスタッフが見えるから安心できるんですけど、『トイレに入って、扉が閉まるまで』というシーンがあったんですけど、撮影は私の背後からカメラで撮っている格好だったので、私はトイレの中で完全に一人。本当に『監督! 早くカットって言って!』と思いましたね」と、大変な思いで撮影に臨んでいたことを振り返った。

 これまでホラー映画の出演も多かっただけに、撮影に際して「特に怖いシーンはなかった」と語る多田は「(これまで)いつも自分の演技が下手過ぎて『皆さん本当に怖がってもらえているのかな?』というのが本当に気になっていたんですけど…今回は主役じゃなったし、試写会まで全然展開がわからなかったんです。だから見たら結構怖くて。マネージャーにビビってるって思われるのが嫌だったから、途中で目をつぶって凌いでいました」と作品の出来をアピール。

 本作ではさらに、SIAM SHADE、BULL ZEICHEN 88で活躍するドラマーの淳士が映画初出演を果たしており、共演シーンが多かったという多田は「撮影中は監督に『ああしたい、こうしたい』ということをよく言ってくださったので、現場も段取り良く進んでとてもありがたかったです」と初出演とは思えなかったという進行のうまさを絶賛。

 横山も「すごくきつい役柄なんですけど、車の中のシーンでみんなにブドウ味のミントを配って、和ませてくれたんです。本当に優しい方だなと思いました」と淳士の気配りの良さを感じさせるエピソードを語っていた。

 またこの日は、共演した竹内えり、加藤明子、深澤恒太、市原朋彦と鳥居康剛監督も合わせて登壇した。(取材・桂 伸也)

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