新体制で臨んだツアー。X4のシルエットが浮かび上がる

新体制で臨んだツアー。X4のシルエットが浮かび上がる

 YUYA(松下優也)擁するダンスボーカルグループのX4が、新メンバーSHOTAとJUKIYAを加えての新体制でリリースした最新シングル「Party Up!!」を引っ提げて全国23カ所でグループ最大規模のツアー『X4 LIVE TOUR 2016 -Party Up!!-』を実施。そのセミファイナルとなる東京公演が先月24日、東京・青海のZepp DiverCity(TOKYO)でおこなわれた。

 X4は2015年に、俳優としても活動するYUYA(松下優也)を中心に結成され、“歌って踊って喋れる脅威のパーフェクトユニット”として活躍。今年2月には新メンバーSHOTAとJUKIYAが加入して5人体制となった。今回のセミファイナルは、1stアルバム『Funk,Dunk,Punk』の発売日であり、ツアー最終日である5月25日を前日に控えてもの。

 メジャーデビューから急成長を見せている彼ら。新体制となったX4のエンターテイメント・ショーは一体どのような進化を遂げたのだろうか。

序盤から沸騰、X4ライブスタート!

圧巻のパフォーマンスで魅了

圧巻のパフォーマンスで魅了

 オープニングアクトは「パッション!テンション!最高潮!」が合い言葉のDREAM MAKERが登場。メンバー5人のつかみバッチリのテンションで、爽やかにZepp DiverCityを盛り上げる。初っぱなからタオルをブン回すほどの熱気を集め「パッション!テンション!最高潮!」という言葉どおりのDREAM MAKERのテンションに会場の温まり具合は文句無しだ。

 レーザークロスの光が反射し、Zepp DiverCity中が“X”を形どった光線で四方八方に刺さりまくる中、最新シングル曲ながらすでに“ライブのキラーチューン”となっている「Party Up!!」がライブ一発目。X4エンターテイメント・ショーの幕が開かれた。

 新たにSHOTAとJUKIYAが加わったステージングは、“もともと5人グループ”とも思わせてしまう程だ。それぞれクッキリと色とキャラが分かれたX4メンバーの歌とダンスは、グループとしてシンクロし「Fire」、「Bang A Gong」と立て続けにアッパーソングを披露。“新生X4”の圧倒感を見せつけてくれた。

 ロングツアーもファイナル目前の22本目。さすがの仕上がりとテンションで、オーディエンスは序盤からがっつり沸騰している。いきなりこんなに飛ばして大丈夫だろうか。X4のライブショーはこれからが本番だ。

ロケットスタートからのほっこりMC

 X4のライブのお楽しみといえば、ボーカル&ダンスショーはもちろんの事だが、この“ほっこりとするMCタイム”は欠かせない。トークはYUYAの本公演への意気込みから、新メンバーのSHOTAとJUKIYAの真面目なコメントへ。

 「今日は忘れられない夜にしましょう」とSHOTA、そして、JUKIYAが「今日は一緒に楽しい思い出をつくりましょう」と続くが、やはりKODAIがチャチャを入れ、T-MAXの“天然”が炸裂する。真面目にまとめる体でオイシイ所をかっさらうYUYA。これはもう、キレイに決まると思いきや何をどうイジってもトークを面白くしてしまうというX4の“宿命”なのだろうか。

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