歌手の森山良子(68)の父は、米・ジャズミュージシャンのルイ・アームストロングさんと親交があったという。

 24日放送された、テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』で森山はゲスト出演し、「華麗なる音楽一族の謎を徹底解剖」と題された企画が公開された。

 森山の父は、サンフランシスコ生まれの日系2世ジャズ・トランペッターの森山久さん。森山は「父はトランペット1つ持って日本に来た」と父の過去を語った。

 更に「追っかけをして、次第に親しくなって、楽屋にも入っていって。羽田まで迎えに行ってホテルまでお送りして…」と、生前の父・久さんとルイ・アームストロングさんが楽屋で一緒にトランペットを吹く写真を公開した。

 また、母である森山陽子さんはジャズシンガーだったという。音楽が溢れていた実家では口ずさむ鼻歌でも、呼び出されて音程や発音を直されていたと音楽一家の思い出を語った。

 番組では、ミュージシャンのムッシュかまやつ(77)が森山の従兄にあたることも明かされた。

 ちなみに、ルイ・アームストロングさんの「この素晴らしき世界」(“What a Wonderful World”)は、1968年にリリースされたもの。作詞・作曲はG・ダグラス(音楽プロデューサーのボブ・シールのペンネーム)とジョージ・デヴィッド・ワイス。

 ボブはベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て、この曲を書いたという。当時アメリカでは中ヒット止まりだったが、全英ではチャート1位となった。サラ・ブライトマンやロッド・スチュワートなど世界中のアーティストがカバーしており、日本でも槇原敬之や中島美嘉がカバーしている名曲である。1999年、この曲はグラミー賞の殿堂入りを果たした。

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