ストレイテナー、新曲「原色」がサッカー映画の主題歌に
「原色」が『U-31』の主題歌に起用されたストレイテナー
ロックバンドのストレイテナーの新曲「原色」が、サッカー映画の『U-31』の主題歌に起用される。ホリエアツシ(Vo、Gt)は曲について「周りの目や声に惑わされず、自身の意志を強く持つというテーマで書きました」とコメントした。同曲は5月18日発売となる9thアルバム『COLD DISC』の収録曲となる。ストレイテナーは20日に2016年第一弾リリースとなる、シングル「シーグラス」も発売している。
『COLD DISC』は2015年に発売された「The Place Has No Name」、「NO ~命の跡に咲いた花~」、「DAY TO DAY」の“シングルエモーショナル三部作”(すべてオリコン・ウィークリーチャートTOP20入り)に20日発売の最新シングル「シーグラス」を含めた全11曲収録。シングル曲に代表される流麗でメロディアスな楽曲はもちろん、高い演奏技術でライブの勢いそのままをパッケージしたようなアッパーな楽曲や、卓越したアレンジセンスを惜しみなく発揮したダンサブルな楽曲等々、キャリアと実力を存分に見せつける作品となる。
アルバム1曲目の「原色」が、今年の夏公開される映画『Uー31』の主題歌に起用された。この映画は、かつて日本代表として、チームの中心プレイヤーとして活躍したサッカー選手の挫折と再生を描き出した作品。監督は谷健二氏、原作者は『GIANT KILLING』で知られる綱本将也氏。テレビ朝日系『特命戦隊ゴーバスターズ』に出演する、俳優・馬場良馬が主演を務める。
また、この映画はJリーグのサッカーチーム、ジェフユナイテッド市原・千葉の25周年を記念し、同チームの全面バックアップを受けて製作されたことも話題に上がっている。ストレイテナーの起用について、監督の谷氏は「以前から、とてもかっこよく完成されたバンドだと感じていました。さらに、現状に満足しないで、まだまだ何かやってくれそう、という期待感が物語の主人公とリンクし、今回の映画の主題歌をぜひやってもらいたいと思いました」とコメント。
ホリエもこの起用について「『原色』という曲は、現実と理想の間で揺れ動く葛藤、周りの目や声に惑わされず、自身の意志を強く持つというテーマで書きました。心に正直にあろうという思いは、僕が歌詞で表現し続ける恒久のメッセージでもあり、この映画を観て、真っ直ぐにそんな詞を書こうと思いました。夜から朝にかけてのシーンが印象的で、夜明けをイメージしたサウンドスケープをストレイテナー渾身のアンサンブルで描いています」と語った。「原色」の“自分の姿を忘れないこと”というリリックコンセプトと『U-31』の主人公“河野敦彦”の感情とのリンクも見どころとなる。『Uー31』は今夏公開予定。
リリース情報
9th Album『COLD DISC』
5月18日発売
・初回限定盤【CD+DVD】:TYCT- 69101 3,600円(税抜)初回限定デジパック仕様
・通常盤【CDのみ】:TYCT- 60080 2,800円(税抜)
【CD】(初回限定盤、通常盤共通)
01.原色(2016年夏公開 映画「U-31」主題歌)
02.シーグラス(20日発売シングル)
03.Curtain Falls(2015年7月15日発売シングルカップリング)
04.Alternative Dancer
05.Dark City
06.DAY TO DAY(2015年11月11日発売シングル)
07.NO 〜命の跡に咲いた花〜(2015年7月15日発売シングル)
08.The Place Has No Name(2015年4月22日発売シングル)
09.Goodnight, Liar Bird
10.Force
11.覚星(2015年4月22日発売シングルカップリング)
【DVD】(初回限定盤のみ付属)
『EMOTION PICTURE SOUNDTRACK 4』
・ミュージックビデオ 全7曲収録