KAT-TUNが25日、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に生出演し、今月いっぱいで脱退する田口淳之介ら4人でのラストステージを披露した。番組中からネット上ではファンが反応。新曲「君のユメ ぼくのユメ」を歌唱中にはメンバーの上田竜也が目頭を押さえて後ろを向くシーンもあり、「上田泣いてる。これはあかん。つらい」などと投稿し、テレビの前で固唾をのんで見守ったようだ。

 KAT-TUNの田口は、今月いっぱいでグループを脱退することが決まっており、4人でステージに立つのはこの日が最後。KAT-TUN自体も5月1日から充電期間に入ることが発表されている。番組では司会のタモリと軽妙なトークを繰り広げ、デビュー曲『Real Face』と新曲『君のユメ ぼくのユメ』の歌唱と合わせ、4人でのラストステージに華を添えた。

 ネット上では番組放送中から続々とファンが投稿。「さいごか.......泣くわこんなん」「息できないつらい」「10年の間に色々ありすぎた」「受け入れんなんけど…やっぱ辛いよ」などと惜しむ声が続出し、「もうなんか3人になっても頑張ろうって気持ちが本当に伝わるし、田口本当に愛されてるんだなって思った」とメンバー同士の関係性を再確認し、感慨にふけるファンも見られる。

 1曲目の「Real Face」を4人で歌唱した後、2曲目として披露された新曲「君のユメ ぼくのユメ」では、田口がステージを後にして3人で歌唱。その最中に上田が目頭を押さえて後ろを向くシーンもあった。これにもらい泣きするファンも多かったようで、「上田泣いてる。これはあかん。つらい」「泣きよるの見た瞬間まじ涙出てきた」「上田くんのメンバー思いとかすごい伝わってきた」などと投稿し、4人でのラストステージを固唾をのんで見守った。

 「Real Face」と同様、新曲の「君のユメ ぼくのユメ」はミュージシャンのスガシカオが作詞を担当している。スガは同日、自身のブログで、「彼らのまっすぐな気持ちやファンの皆さんへの思いを、丁寧にメロディーと言葉にしました。そして最後に、タイトルはぼくがつけず、メンバーにつけてもらいました」などと綴り、メンバーの胸の内を盛り込んだことを明かしている。

 KAT-TUNは、亀梨和也、赤西仁、田中聖、中丸雄一、田口、上田の6人で2006年にメジャーデビュー。2010年に赤西、2013年に田中が脱退し、今月いっぱいで田口が脱退する。また、5月1日からはKAT-TUN自体も充電期間に入ることが決まっている。

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