『怪談 そして死とエロス』アートワーク

『怪談 そして死とエロス』アートワーク

 ロックバンドの人間椅子が3日に、新アルバム『怪談 そして死とエロス』の1曲目に収録されている「恐怖の大王」のミュージックビデオ(MV)をニコ生特番「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.04」で解禁した。MVは人間椅子久しぶりの合成映像を使った作品で、メンバーが宇宙空間に浮かんでいるような仕上がりとなっている。

 ニコ生で彼らの5時間半の特番「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.04 supported by ロケットニュース24」が放送され、彼らの歴史が分かるMVやライブ映像が3時間に渡って放送。ライブ映像では、今まで世に出したことのない初出し映像も。また、本人たちが生出演するトーク番組が放送され、この番組内で、「怪談 そして死とエロス」より新曲「恐怖の大王」のMVが初解禁された。

 今週末からは、東名阪、札幌、福岡でのリリースイベント、19日からは全国ツアーが始まる。

▼和嶋慎治 コメント
 人間椅子ニューアルバム『怪談 そして死とエロス』の中から、「恐怖の大王」でPVを撮りました。この曲にしたのは、本アルバムのコンセプト──死(闇)もしくはエロスを見つめることによって生の輝きを取り戻す──を端的に表していると思ったからです。撮影は1月初旬に、都内スタジオにて行なわれました。人間椅子久しぶりの合成映像です。(屋外だと、なんたって寒いですから)

 深夜にまで及ぶ撮影にヘトヘトになりながらも、最後までみんなエネルギッシュに動き回りました。ロケならば背景が現実なので説得力があります。その点合成は難しいものがありますが、限られた時間の中、なかなかカッコイイものが出来上がったのではないでしょうか。人間椅子、宇宙空間に浮かんでいます。小芝居やっています。雷を呼び雨を降らせ雲を集め、戦争にNOを突き付けています。いつもとはまた一味違った人間椅子を、お楽しみいただければ幸いです。

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