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――ヒットの実感は?

中島 キャンペーンが終わってからも、3億という数字を聞いて、はじめただからなんですけど全然ピンときてないんですよね。すごい額というのはわかるんですけど、自分が実感していないところでどんどん話が大きくなっていって。まず自分の気持ちが追いついていないのもあるんですけどなんかこう光栄なことですし、もうスケジュールに舞台挨拶が入ってたんですけど、それまでに大ヒットしてなかったらどうしようかなって思っちゃったんですけど(笑)今日たくさんの方に来ていただいてホッとしています。

行定 するどいねー(笑)ヒットしてなくても大ヒット御礼舞台挨拶をやるんですよ。今回はうまくいった。っていうのはあります。みなさんのおかげで。多分リピーターのお客さんにも後押ししてもらっているのもあるし、これから上映する地域があるんですよね、2月くらいになっていくとまた火をつけるように引っ張っていってもらえれば嬉しいと思います。

――プレッシャーは?

中島 初めての作品というのもあるし、そしてやっぱり先輩が書いている原作というのがあるなかで、映画をどう作品によって行くかというプレッシャーというものを感じながらやっていたのですけど。映画は映画で違う見方ができるというふうにしてアレンジもたくさんしていますし。特に62分後の衝撃は、原作あってからこその生まれたアイデアだと思うのですけど。プレッシャーと挑戦の狭間に置かれていましたね。

――大ヒットして期待に応えられた実感は?

中島 あ……あります(笑)

――大ヒットという結果を2人で話すことはあったか

加藤 いや、しないでしょ(笑)『大ヒットしたねー』なんていやらしすぎるでしょ。
中島 『しましたね〜』ってしないですから(笑)いやらしい先輩後輩だなぁ〜。
加藤 『3億円だって!』ジャンボ宝くじじゃんみたいなね。言ってないです(笑)

――中島さんが主演を務めると聞いてどう思ったか。また、中島さんの演技は期待通りか?

加藤 裕翔がやるの、おもしろいかもなって、意外とすんなり受け入れられて、僕の性格もあるんでしょうか。裕翔かー!でも、ごっち? りばちゃん? ごっちっぽくない? と色々思ってすでにキャスティングの妙にひっぱられていて楽しんでいたので裕翔で良かったなと思いました。彼が演技をしているのも演技が好きなのも知っていましたし。そのまま試写で見て、期待は壊れなかった、裕翔で良かったなと。何よりも一番彼に求めていたのはむき出して演じて欲しいなということをだけは思っていたんですね。なぜならば、僕自身がむきだしで書いた小説で、小手先じゃなくて、肉体でむき出しでがんばって欲しいなって。『フルチンでがんばってくれ』って思ってたんですけど、文字通りがんばっていましたし、もちろんアノシーンでもね!それが本当によかったなーと思います。

中島 フルチンでがんばりました(笑)
加藤 気持ちもねっていう意味でダブルフルチン(笑)

――原作にはないその後の物語を追加された。アレンジについて話し合いは?

行定 話してないですね。
加藤 話してましたよ、一番最初の熊本料理屋で(笑)
行定 まだ固まってなかったんだよね。裕翔がごっちにしか見えなかったんだよね。やっぱフルチンにした方がね(笑)りばちゃんが小説では主役だから。裕翔がやるなら主役なんだよなって。

Photos
加藤シゲアキと中島裕翔が初舞台あいさつ

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