Do As Infinity、16周年公演ラスト曲「Week!」新アレンジ語る
レコーディング風景
2015年9月29日に16周年を迎えたDo As Infinity。今までリリースしたシングル作品の中から厳選した16曲をメンバー2人だけでリアレンジ、再録音し、16週連続配信するプロジェクトを進行中だが、その第5弾「Week! [2 of Us]」が去る11月18日にリリースされた。
同曲のオリジナルは、2001年5月30日にリリースされた、9thシングル(TBS系テレビドラマ『嫁はミツボシ。』主題歌)。Do As Infinityが更なるブレイクに向けて精力的に稼動、3カ月連続リリース(「遠くまで」「Week!」「深い森」)プロジェクトを発動し、その第2弾として発表されたナンバー。
日本のポップス史に月曜日から日曜日までの一週間を歌にした楽曲は多く存在するが、Do As Infinityのソレは、明日からの日々を少しでも軽やかに、そして選んだ道を真っ直ぐ歩んでいけるように、そんな想いを感じさせてくれる1曲となっており、16周年記念公演ではラストナンバーに大抜擢(参照記事・デビュー16周年を迎えたDo As Infinity、その存在の意味とは)。この曲もまた長い歳月を経て特別な存在へと成長している。
今回の「Week! [2 of Us]」では、ライブでのイメージを土台に置きつつ、大渡 亮(g)いわく「リゾート」なるアレンジを取り入れており、この曲が持つ明るい雰囲気をさらに強調。
また、同曲におけるギターソロには本人もかなりの自信があるようで、フレーズが思いついたその場でひらすら特訓した末、かのアール・クルーを彷彿とさせる演奏を披露している。
◆伴 都美子(vo)コメント オリジナルを初めて聴いたときは「ワクワクするな」って印象でした。3カ月連続リリース(「遠くまで」「Week!」「深い森」)の第2弾、記憶がないぐらい一番忙しい時期に出した曲ですね(笑)。この曲は元々アコースティックでもよく披露していた曲で、今回の配信企画の中でも何も考えずすんなりレコーディングに臨めました。
◆大渡 亮(g)コメント これは元々アコギがふんだんに入ってるんで「イチからアコギバージョンを作らなきゃ」っていう感覚はなくて、ライブでいつもやってる感じを土台にしつつ、それだけだと面白くないから「2番のAメロで遊ぼうかな」と思って新たなフレイバーを入れて。
俺はそれを「リゾート」と呼んでるんですけど(笑)、リゾートアレンジ感を強調したらこの曲の明るい雰囲気をより演出できるんじゃないかと思って。スタジオで思いついて試してみたら見事成功しました。その場で思いついたものにしっかり説得力を持たせていく作業はとてもスリリングで、面白かったですね。(文=取材・平賀哲雄)
- Do As Infinity
- 発売当時の「Week!」ジャケット
- レコーディング風景
- Week! [2 of Us]






Do As Infinity、10年ぶりTV歌唱に反響「涙がでる」「伴さんは今も美しい」
Do As Infinity「一緒に歳を重ねた曲」新たな装いで20年の活動振り返る
Do As Infinity、確固たる存在感 洗練された起承転結で魅了
根を張る貴重な経験、Do As Infinity 20周年を前に迎えた成長期
ダークな面も原動力となる、Do As Infinity 新曲で表現する核心
Do As Infinity、伴 都美子が化け猫に変化する新曲MV公開
Do As Infinity、新作ジャケ写は歌詞の世界観と言葉の強さを表現
心から歌えている実感がある、Do As Infinity 新曲で見せる進化
Do As Infinity、初ジャカルタで約1万5千人の観客を熱狂させる