三代目JSB、関東で初の単独スタジアムライブ開催 2日間で約10万人を動員 新曲を初披露
三代目 J SOUL BROTHERS
デビュー15周年イヤーを迎えている三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)が、4月11日、12日に東京・味の素スタジアムで『三代目 J SOUL BROTHERS 15TH ANNIVERSARY STADIUM LIVE "JSB FOREVER 〜ONE〜"』を開催した。本公演は、昨年10月に行われた大阪・ヤンマースタジアム長居公演に続く、グループにとって関東での初の単独スタジアムライブ。2日間で約10万人のMATE(三代目ファンの呼称)とともにアニバーサリーイヤーに相応しい祝祭を繰り広げ、さらなる進化を遂げる三代目の新章の幕開けを感じさせる時間となった。本稿では、4月11日公演の模様をレポートする。
大阪公演は一部雨に見舞われたものの、この日は早くも夏を感じさせるような眩しい日差しが注ぎ、澄みきった青空が頭上に広がっていた。オープニング映像の後、「J.S.B. DREAM」でステージ下からせり上がる形でNAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典、今市隆二、ØMIが登場。たちまち大歓声が沸き起こる。「Are you ready MATE?」(今市)、「最高の日にするぞ!準備はいいか!」(ØMI)と2人が煽って「O.R.I.O.N.」へ。高揚感のあるEDMサウンドに誘われるようにMATEの熱も一気に高まり、序盤にして早くも大きなコールがスタジアムに響きわたっていた。
「LET'S PARTY」からはムービングステージで会場の奥まで向かい、「JSB Blue」で青空に突き抜けるような爽快なサウンドを届ける。「Welcome to TOKYO」「FIGHTERS」「1st Place」を経て、「Feel The Soul」では青空の下に響く約5万人のシンガロングを受けながら優しい眼差しを向ける7人。メインステージでは「J.S.B.」と書かれた青いフラッグが振られ、カラフルなバルーンがアリーナを弾む。「(YOU SHINE)THE WORLD」ではMATEのタオルが勢いよく回され、大阪公演に続きウォーターキャノンが噴射。スタジアム公演ならではの大迫力の演出の数々で会場のボルテージを引き上げた。
ここで、スクリーンにこれまでの活動を振り返るような映像が流れる。そこから披露されたのは、デビュー曲の「Best Friend's Girl」。今市とØMIが繊細な歌声を響かせ、NAOTO、小林、ELLY、山下、岩田がしなやかに踊る姿からは、どこかセンチメンタルな空気が滲んでいた。「On Your Mark 〜ヒカリのキセキ〜」「SO RIGHT」と歩みを重ねるように楽曲が紡がれていき、「Go my way」では明日へと背中を押すエールが届けられる。「Kiss You Tonight」「Always」では、ステージ左右へと移動しながらにこやかに手を振り、彼らの柔らかな表情に呼応するように会場はあたたかな空気に包まれていった。
続く「君となら」はアコースティックバージョンで披露。太陽が沈み始め、ライトスティックの光が存在感を増していく時間帯に優しく寄り添うように響いていた。花火が打ちあがる映像を合図に、アリーナでは赤い扇子を手にしたダンサー達による演舞が行われ、真っ赤に染まったステージで披露されたのは「花火」。美しいピアノの音色に導かれるように「Powder Snow 〜永遠に終わらない冬〜」へと続き、今市とØMIの切ない歌声にMATEは酔いしれた。
歌い終えた今市から語られたのは、今日のステージに立つまでの葛藤、メンバーへの感謝といった素直な気持ちだった。そして「ステージに上がって、マイクを持って、ただただ一所懸命に歌う。パフォーマンスをする。それが自分の全うすべきことだと思います」と宣言し、その決意を「PRIDE」に乗せて届けていく。
すっかり暗くなった会場に、ライトスティックの青い光が夜空のように広がる。星空の映像をバックに歌われたのは「次の時代へ」。今市とØMIの美しいハーモニーが、グループの明るい未来を想像させるようだった。
2人が深くお辞儀をしてステージを去ると、スクリーンにはメンバーキャラクターが登場するポップなアニメーションが映し出される。「スタジアム、後半戦!Are you ready?」とELLYが呼びかけ、パフォーマーコーナーが幕を開けた。まずはNAOTOが「要!」で会場を大きく揺らすと、小林は「S.A.K.U.R.A.」に乗せて刀を操りながら華麗に舞い踊り、後半からはギターを鳴らして会場を沸かせた。コール&レスポンスで一体感を高めたELLYは「ICE CREAM」をパフォーマンスし、岩田は「CROWN」を力強く歌い上げる。ハーレーダビッドソンに乗って登場した山下は、「STORM RIDERS」でエネルギッシュなダンスを披露。最後は5人と大勢のダンサーによるユニゾンナンバーで締めくくり、それぞれの個性と魅力を存分に発揮するステージとなった。
再びステージに7人がそろうと、スクリーンには降りしきる雨の映像が。後半戦の幕開けを飾ったのは、3月にリリースされたミニアルバム『ONE』のリード曲「Through The RAIN」だ。この日初披露となった楽曲を通して、7人は「仲間とともにこの先も歩み続ける」というメッセージをスタジアムに刻んでいく。
フロートでアリーナ中央へと向かった7人は「MUGEN ROAD」「Feel So Alive」と畳みかけた後、15年の軌跡を辿るような怒涛のメドレーを投下。「Summer Madness feat. Afrojack」「Share The Love」「SPARK」「Waking Me Up」「Movin' on」と続き、「HAPPY」ではステージにメンバーキャラクターの着ぐるみが登場した。「君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-」では再びカラフルなバルーンが会場を彩り、MATEたちを躍らせた「Rat-tat-tat」から、メドレーのラストは「STARS」。そこから繋がれたのは、グループの代表曲のひとつ「R.Y.U.S.E.I.」だ。「この日まで待っててくれてありがとう!MATE!」とØMIが叫び、打ちあがる鮮やかな花火とともにライブはクライマックスを迎える。ステージに立つ7人の姿は星のように煌めいていた。
アンコールでは、今市が8月から9月にかけて『2026 RYUJI IMAICHI Special Meeting "FIRST MOVE"』を行うことを発表。そこから7人はロンドンバスに乗り込み、「BLAZE」「J.S.B. LOVE」を歌いながらアリーナを一周する。最後の最後まで、MATEの近くで笑顔を届けていった。
ラストの曲に入る前のMCで、岩田は「スタジアムを埋めてくださるMATE、皆さんが僕たちの誇りです!」と感謝を告げた。「みんなが虹のように離れないでいてくれたからこそ、今日があったんだなと思います」とØMIが語り、スタジアムライブのラストを飾ったのは「RAINBOW」。メインステージ中央に固まった7人は、肩を組んだり互いに顔を見合わせたりしながら、真っ直ぐに歌を届けていく。最後のワンフレーズを歌い上げたところで、MATEのライトスティックが七色に輝き、スタジアムに大きな虹が架かった。
ライブタイトルの通り、MATEとひとつになったステージを作り上げた三代目。6月からは9度目となるドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS "JSB LAND 〜FOREVER〜"』もスタートする。15周年イヤーを力強く駆け抜けていく彼らが、この先どんな景色を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。
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