アプガ「ライブに命かけている」インストアも全力投球

　“アプガ”ことアップアップガールズ（仮）が17日、東京・新宿タワーレコードでインストアイベントを行った。アプガは現在、全国47都道府県ツアーを実施中。18日にはその初日公演を収めたライブDVD『アップアップガールズ（仮）全国47都道府県ツアー2015～RUN!アプガ RUN!ダッシュ～』が発売され、イベントはそれを記念して行われたもの。

　日比谷野音公演のオープニングで着ていたものだというノースリーブの衣装で登場。力強く「アーユークレイジー？」と会場を煽ると新曲「アッパーレー」からイベントがスタートした。

　最初からエンジン全開で踊るメンバーたち。それだけでなく早いテンポのスカのリズムにくらいついて掛け声を出すファンたち。

　曲を終えた後の短いMCでリリースしたDVDがオリコンデイリーとタワーレコードのランキングで１位を獲得したことを報告すると、会場から祝福の歓声が沸いた。「ライブに命をかけているので、ライブが沢山の人に見てもらえると嬉しい」と喜びを素直に表現していた。

　その後も少し切ない印象の「夕立！虹色レインボー」、会場全員で手を挙げて盛り上がるアッパーな「ジャンパー！」と続く。

　アグレッシブなライブパフォーマンスを売りにしているアプガ。みんな汗を流しながら振付を大きく見せる。さらに早いテンポの中で叩きこまれた細かいメロディも振りのクオリティを保ちつつ歌い上げる。曲が転調すると会場は更にヒートアップ。

　間髪入れずに「チョッパー☆チョッパー」へ繋がる。これまたアッパーな４つ打ち曲。すごい体力。全員ジム通いをしているのだとか。

　最後のMCではまだまだ続く47都道府県ツアーへの意気込みとニューシングルと先日の日比谷野音でのライブのDVD化への想いを語り「よろしくお願いします！」と更なる応援を呼び掛ける。

　その後「最後も一緒に盛り上がっていきましょう！」と「Party! Party!」を披露。ファンの声援もクラップもひときわ大きくなる。最後までピークを保ってイベントは終了した。最初から最後まで全力で歌い踊るアプガ。ファンを魅了していた。

　なお、現在行われているツアー『アップアップガールズ（仮）2015年 全国47都道府県ツアー RUN!アプガRUN!ダッシュ」は来年１月まで続く。　　【取材・小池直也】