“狩人”吉川友、親愛なるアプガ仙石へ「卒業後も追いかける」
ソロアイドルの吉川友(25)が26日、都内で、11枚目のシングル「さよなら、スタンダード」のリリース記念イベントをおこなった。この日は、同じ事務所に所属するアップアップガールズ(仮)のメンバーであり、先日、秋頃に卒業を発表した仙石みなみ(26)も登場、10年来の付き合いという仲について語った。
この日のイベントは、この曲をリリースするにあたり、吉川友へのご褒美企画として用意された、吉川友プロデュースの公演、イベント構成・歌唱曲などを吉川自身が企画し、ゲストとして仙石を迎え楽曲も披露した。
吉川に紹介されステージに仙石が登場すると、吉川は「簡単に2人の関係を説明しますと、“結婚しています”!」と冗談を交え紹介、会場を沸かせる。
仙石を呼んだ理由を吉川は「大好きだからです。好きにやっていいよと言われたからセットリストもゲストも自分で決めたんですが、一皮破った吉川友をこのイベントでお見せできればいいなと思い、、親愛なる仙石みなみを呼んで、愛があるイベントができればと思っています」とこの日の意気込みを語った。
対して仙石は、ゲストとして呼ばれたことに対して「ご褒美として呼ばれたのは嬉しいですが、普段から獲物を狙う狩人みたいな感じなので。でも、今日は2人でも歌う曲もあるので、恐れずイベントに向き合って歌を歌いたい」と覚悟の上での参戦であることを明かした。
さらに吉川に対して「プライベートで、2人でお出かけすることもよくあって、仲がいいんですけど、ずっとギラギラしているというか激しく動いたり喋っていたりするので、激しい人だなと。それにカメラでも私のことを盗撮して本当に危ないので、いつも一歩引いたところから見ています」と普段から、戦々恐々としている様子を語った。
一方ではよく2人で連れ立って温泉に行くこともあり、吉川は仙石がアップアップガールズ(仮)を卒業することもその度の上で聞いたことを明かしており、仙石が卒業を発表した後に連れ立った旅行で、露天風呂に入った時に話を聞いたという。
そんな仙石に対し吉川は「26歳らしくない26歳の仙石みなみさん。卒業しても変わらずにホワホワしていてほしいと願っていますし、そんな獲物(仙石)を、卒業しても追いかけまわしていきたい、吉川友(狩)としてやっていきたいなと思います。一生推しメンでいきたい」とジョークを交えながら激励の言葉を送った。
また吉川は、6月23日より舞台・梅棒 7th ATTACK「ピカイチ!」に出演することが決定、初挑戦であるJazzダンスの披露に意気込んでいるという吉川に対し、仙石は「この前一緒に温泉に行ったときに、露天風呂で裸のままで事前にどんな踊りかを見せてくれたんです」と衝撃のエピソードを告白。
さらに「お風呂では裸で踊っていて見たくなかったので、あまり見ていなかったんですけど、舞台上でどんなカッコいいキッカ(吉川)が見れるのかが楽しみ」と冗談混じりながら吉川にエールを送っていた。
楽曲「さよなら、スタンダード」は、昨年リリースされた前作「歯をくいしばれっっ!」に続きシンガー・ソングライターの大森靖子が作詞、作曲を担当し「ある意味スタンダードを極めてきた、全てが平均点以上の吉川のアイドル人生」をイメージして書き下ろした楽曲。
変拍子で構成され、キーも高めに設定してある楽曲であり、吉川も「前作とはまた違った自分を見せできる曲になったんじゃないかと思います」と新曲をアピールした。(取材・撮影=桂 伸也)
セットリスト
01. アンバランス アンバランス
02. 歯を食いしばれっっ!
03. 会いたくなったら(デュエット)
04. バレバレ I LOVE YOU(デュエット:アップアップガールズ(仮)のナンバー)
05. さよなら、スタンダード